日々の言葉 #37『嫌われる勇気』
今日の日々の言葉は、岸見一郎さん、古賀史健さんの『嫌われる勇気』から。
現実の理不尽さに怒れる青年が、哲人の家を訪ね、問答を重ねる中で、アドラー心理学を理解していく、という内容。
「自己啓発の源流」といわれるだけあって、言葉はやさしく、当たり前のことばかりなのに、実践には勇気というか覚悟が必要ですよね。
「嫌われる勇気」とは、「嫌われることをしてもいい」のではなく、「嫌われることから逃げない」勇気のことです。
これまで受けてきたしつけや教育、世の中の空気、暗黙のルールに縛られ、他人の目をうかがうようになってしまった人は、「人から嫌われない」ことを優先してしまいます。
それは、「他人の人生を生きること」なのです。
自分の人生を生きるために、自由を獲得するために必要なのが、「嫌われる勇気」。
青年との対話の中で、哲人は何度も「自分を変えられるのは、自分だけ」と語っていました。
ここで大切なのは、表面的な手法に飛びつかないこと!
まずは過去に縛られた感情を手放すことで、変化はゆっくりと、でも確実にやってきます。
あなたの足を止めてしまう感情は、どのようなものでしょうか?
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