137、日本の正体！ コロナ陽性同胞をウクライナから帰国させない日本

ウクライナでの戦闘が激化している。私は日々twitterにて情報収集しているが、事態は極めて深刻だ。

ウクライナには120余人の邦人が残留しているというが、彼らに危険が及ばないか非常に心配している。

以前にも紹介させていただいたが、ある邦人女性は4歳と2歳の娘様と共に地下のシェルターに避難している。

彼女はウクライナの首都キエフに暮らしているが、日々慣れ親しんだ日常の様々な場所がロシア軍の爆撃によって様変わりしてしまったらしい。今は地下のシェルターに居るので実際に自分の目で確認はしていないようだが、いつか地上に出たときに、その暴力的な痕跡の残る状況をどのように幼い娘に伝えたら良いのかと悲しんでいた。

以前にも紹介したが、この邦人女性は来たる戦争状態に備えて日本に帰国しようとしていた。しかし、日本から帰国を断られてしまった。

なぜかというと、彼女がコロナ陽性者だったからだ。

こんなデタラメがあって良いのだろうか？　怒りが湧いてこないだろうか？

ご存じのように現在のウクライナは戦時下にある。多くの場所で犠牲者が生まれている極めて危険な場所だ。日本政府は一刻も早く邦人を日本に避難させる責任がある。命の危険が差し迫っているからだ。

しかし、日本はウクライナで命の危険に晒されている邦人を帰国させることよりも、国内にコロナを拡大させないとかいうクソったれ方針を優先させたのだ。ウクライナで命の危険に晒されている同胞を助けることよりも、「カンセンタイサク」とかいう、どれだけ実効性があるか分からない非科学的な対策を堅持することを上位に置いたのだ。

……これで、正体が分かっただろう。

日本の少なくない人たちが、実はオミクロン株なんて大したことのないウイルスだと気付いている。それなのに、「コロナ怖し！」という「鬼畜米英」的な空気に覆われてしまった日本の全体主義的状況に異を唱えて「村八分」にされることを恐れ、結局はなぁんにも文句を言わずに政府やマスコミの言うことに従い、リスキー過ぎて本来なら絶対にやめるべき子供へのワクチン接種をダラダラと推し進めてしまっている。しまいにゃ戦争に巻き込まれて死ぬ恐れのある同胞を見捨ててまで、国内にコロナを蔓延させないような愚策を堅持するまでに極まってしまう。

これが日本の正体なのだ！　

多くの「カンセンタイサク」が無駄なことだと薄々気付いていながら、抗ったり戦ったりすることが面倒くさいので誰か適当なヤツに犠牲になってもらおう、それが子供だろうが他国で命の危険に晒されている同胞だろうが知ったこっちゃない、犠牲になってもらおう。

こんな国――これが日本の正体なのだ！

ウクライナから帰国できずに困っている、コロナ陽性となってしまった邦人の安否を気遣う優しい日本人が多いことは私も把握している。twitterなどを見ていると、応援や安否を心配するコメントをたくさん確認できる。

しかし、非常に言いにくいのだが勇気を出して一つ言っておきたい。

ウクライナから帰国できずに困っているコロナ陽性の邦人を気遣うことと、日本のコロナ対策は完全に正しいと考えることと、この二つは全く両立しないのだ。絶対に両立しないのだ。

なぜならば、日本の感染対策のほとんど全てが間違っていた為に、そしてその間違った感染対策に対して何の疑問も持たずに多くの国民が従い続けてしまった為に、最終的には戦争が始まろうとしている危険な国から帰国しようとする同胞を拒絶するという最低最悪な国家を作り上げるに至ってしまったのだ。

結局、このクソったれた日本を作り上げたのは多くの日本人自身――そう我々自身なのだ！　彼女を日本に帰国させなかったのは、我々自身なのだ！

ウクライナの人達、そして120余人の同胞には本当に悪いと思うのだが、ウクライナ情勢から我々は学ばなくてはならない。これをきっかけに我々のクソったれ加減を理解しなければならない。

そうして、早く普通の日本に戻さなければならない。

ウクライナでの出来事は対岸の火事ではない。日本の周囲には中国、北朝鮮、そしてロシアが存在している。コイツらがいつ日本に侵攻してきてもおかしくないのだ。

コロナ禍を即刻終わらせなければならない！　もう、いい加減に終わらせなければならない！

こんなことを続けていたら日本は滅びてしまうのだ！

覚醒してくれ！