私も花のロクイチ組。人生は上々だ。
今日は、おはなしnoteってかんじでね、堅苦しくなく、しゃべってるような雰囲気で書きたくなったのでそうしてみますね(知らんがな)
書く仕事をするようになって、3回目の1月が終わろうとしています。
あいだで「本業の昇進」というええんか悪いんか分からんライフイベントをはさんだので、ぎゅっとしたらまだ1年半くらいしかまともにライターやってませんけども。
始めてからは、3年くらいです。
■選ばなかった道の景色を見てみたかった
もともと、進路どうしよかなと思ったとき、編集社とか出版社とかそういう選択肢もあったんですよ。地味に進学校やったんで、学校は「大学行け行け」って言うし。
でもね、世は空前の就職難で。それに、記者やライターの仕事はとにかく体力仕事やって言われて、私は身体弱かったんでね、それで「手に職」ってことで、同じくらいやりたかった医療の仕事を選んだわけです。
でもここ数年、クラウドソーシングとかすごいじゃないですか。そういうのがあるって知って、大学出てなくても、出版社とかで働いたことなくても、書く仕事ってできるんやなって思って。
置いてきた夢、じゃないですけど、選ばんかった道ってどんなんやったんかなって思って。
それで初めて、某クラウドソーシングの求人に応募して、うまいこと1回目で仕事がもらえたのが3年前の1月でした。
■初めてのクラウドソーシング
ようこんなんに仕事くれたなってのがとりあえずの感想ですよね。
なんでって、とにかく私のプロフィールとPRひどすぎやったんで。
発注者のお気持ちなんかまるっきり無視した、ただの履歴書を送りつけただけですわ。
テストライティングの機会をくださったあのメディアさんには今も足を向けて寝られないです。
ガラスのハートなんで、初回をくじいてたら多分すぐあきらめてた気がする。
そういうのも運とか縁の巡り合わせですかね。
漫画の考察系の記事やったんですけど、テストに通って継続依頼をいただきました。単価1円やったかな。
そこから実は私、テストライティングに落ちたことないです。継続をもらえなかったことも今のところない。
やばいクライアントさんに出会ったこともないし、打ち切られたこともない。ほんまにラッキーな道を歩めてると思います。
でも、当時はフルタイムで病院勤務してたし、いっぺんにようけの案件は持てなくて。ある程度したら丁重にご挨拶してメディアさんとお別れして、ほかのメディアさんに移ったりして、1年半くらいは2~3箇所のメディアを転々として、コンテンツライティングをやってました。
美容、恋愛あたりですかね。すごく勉強になりました。「webの読みものってこういうことか」っていうのを、すごく学ばせてもらった。感謝しかないです。
■エンタメ記事との出会い
2年目のなかばくらいで、記名記事を書いたんですよね。音楽関係で。
はじめて「エンタメ」の領域に足を踏み入れたのがこのタイミング。
こういうの好きやな、やりたかったなって、なんか思い出したような感覚があって。
それをきっかけに、次もエンタメの仕事を探しました。単価はとても安かったけど、記名で、好きなことについて書けるってのがめちゃくちゃうれしくて、楽しくて。
「読みました」って人が声をかけてくださったり、拡散されていくのを見たり、まるっきりいままでの人生ではあり得なかったことが次々と起こって。
“私の気持ちを言葉にしていただいてありがとうございます”って言われたんですね、ある記事の感想で。
それがすごく印象に残ってて。
私も、そういう経験ってあったので。記事とかブログとかTwitterとか、まあなんでもいいんですけど、共感っていう体験。
ええ曲やな、ええドラマやな、この人かっこええなっていう漠然とした気持ちを「それ!!ほんまそれ!!」っていう言葉にしてくれる人がいて、ありがとう!すっきり!みたいな体験って何度もしてきてて。
誰かにとってのそんなことが、私にもできるんやなって。すごく嬉しくて。
エンタメはもともと好きでしたけど、仕事にしたい、仕事にできたらいいな、仕事にするぞって思い始めたのはこのころです。去年の夏くらいかなぁ。
病院の仕事を減らして、まず2年間だけ、ライター頑張ってみようって決めて。
本格的にエンタメの仕事だけを探して、売り込んでいこうって決めたのが12月。
■いただいたチャンスに応えたい、絶対に活かしたい
おかげさまで、本当におかげさまで実績として提示できるものがいくつかあったので、これまでお仕事させていただいたメディアの方々には感謝しかないです。
今月はじめての連載が決まって、四苦八苦しながらですけど、エンタメの世界に爪先くらいは入れたかな?と…
いや、さすがにそれは調子に乗りすぎな気もしますけど、とにかくチャンスは絶対に離さへんぞという気持ちで生きてます。
なによりいただいたチャンスにきちんと応えたい。
だって私、こないだまで医療しか知らんかった素人やし、つい数か月前にエンタメの仕事を求め始めた人間やし。
そんな私に書く機会を、書く場所をいただけるって、どれだけありがたいことか。
本気以上の本気です。あたりまえですけど。
でも、そうやって取り組んでいるあいだにも、なんか、ずっと焦ってます。
まだ1月やのにね、もっともっとやらなあかん、もっともっとって思ってしまう。
もっと早く始めたらよかったとか、この進み方は間違ってないのかなとか。
焦ったって1日は同じ1日やし、まだ1年は始まったばっかりやし。
分かってはいても、じたばたしてしまう毎日ですけども。
まじめに、一歩ずつ着実にがんばっていれば、運も味方してくれるような気がするので。
がんばるぞ。
風向き良好。人生は上々だ。
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