北朝鮮の軍事力の近代化(基礎的知識編)
この記事をごらんのそこのあなた。
北朝鮮軍は弱いと思っていませんか?
もし弱いとしてもどう弱いのか説明できますか?
北朝鮮軍は近年急速に近代化しています。
その近代化について説明します。
北朝鮮は弱い…?
北朝鮮は弱いという認識が多くの人から見られる。
自由民主党の参議院議員、某青山議員は北朝鮮空軍は世界一弱いとshortsで語ってもいます。
しかしながら本当に弱いのでしょうか?
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」
とも言います。
敵・味方の情報を知ることは我々にできる一番の防衛です。
そこで北朝鮮について何回かに分けて見ていきたいと思います。
北朝鮮の地理
まず北朝鮮の地理から見ていこう。
このように北朝鮮は資源が眠っている。そのため、その土地が持つポテンシャルは高いと言って良いだろう。
このように北朝鮮(朝鮮半島)は地形の起伏が激しい部分が多い。
そのため、この地形の特徴が陸軍兵器の運用思考に及ぼす影響は強いだろう。
金正恩時代前と後の軍の変化
単純的な陸軍戦力では韓国を1とした場合北朝鮮は
地上軍(兵員・戦車・火砲)は2.0倍
海軍(潜水艦・艦艇)は0.8倍
空軍(戦闘機・攻撃機・爆撃機)は1.3倍である。
しかしながらこの数値は単純なものである。
空戦や海戦は特に兵器の技術がものをいう。
そのため、海軍では80年代以降に建造された主力艦艇・空軍では第3・4世代戦闘機数で比較しようと思う。
北朝鮮を1とすると韓国は
海軍 46倍
空軍 5.4倍である。
海軍力には歴然たる差があるがこれは北朝鮮の敵が韓国であるからである。
韓国とは陸続きであり、支援が臨まれる中国・ロシアとも陸続きである。
そのため、制空権・航空優勢が取れれば、戦闘は可能である。
それに対して韓国は支援が臨まれるのは日本・アメリカを始めとした西側諸国であり空路・海路のどちらかしかできないわけである。
そのため、制海権は必要である。
そのため、北朝鮮は海を軽んじたと考えられる。
あとがき
とりあえず北朝鮮の基礎的知識としてこのNOTEに書き込んだ。
ここから兵器について書いていければ嬉しい。
※陸軍編