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【SLAM DUNK】 Last Game直前!「実況解説コメンタリー」体験記

いよいよ8月31日終映が決まった「THE FIRST SLAM DUNK」。いやー、もはや何回見たのか分かりません(笑)。でも、リアル世代の30代、40代の方なら分かっていただけると思うんです、このハマり具合!なんて言うんですかね、連載当時の懐かしい「思い出」と、今だから分かる「(井上先生によると)痛み」。

7月末のリョータ誕生日上映会や、8月3日の全国大会同日上映等、さすがに参加できなかったので、残りわずかではありますが、なんとか通って売り上げに貢献したいと思います・・・と思ったら見事150億突破!なんとリョーちゃんが150億の男に!(笑)。さすがすぎる。

ということで、今回はタイトルにもあるように「実況中継コメンタリー」付上映を体験してきました。これからご覧になる方は事前に「HELLO MOVIE」というアプリを入れておくことをお勧めします。予告編の合間に短く紹介されますが、あっという間なので、あのタイミングで準備するのはなかなか難しいと思います。NO MORE 映画泥棒が流れて、あっという間に本編に入ってしまいますので・・・(笑)。

久方ぶりの沖縄シーン。やっぱりいいですね、この始まり。何度も観ているのにそれでもソーちゃんが洞窟で号泣するシーンは胸を打ちますね。そしてリョータが最期にソータに向かって叫ぶシーン。まさかあれがラストになるなんて思わずに一番大好きな人に向かって、一緒に居たいがゆえに吐いてしまったあの一言。原作だと、彩子さん大好きおちゃらけリョータだったはずなのにこんな壮絶な過去があったのか・・・と久々に傷みを体験しました。

そしていよいよ試合シーン。いやー、物凄くリアルに本当の大会実況を聞いているような感覚に陥りました。それだけ試合展開が正確に描かれていたのでしょう。ま、花道だけは異常な動きをしていることもあり、解説者がちょいちょい戸惑う感じも現実っぽくて好感でした。そして今回、実況中継付き上映にして初めて、「早く試合が見たい!」と思いました。

これは公開当初のコメントによく見られたのですが、ドラマシーンよりも試合シーンが見たかった、という声が寄せられていたんですよね。私は原作にないシーンが見られることもあってドラマシーンも大好きだったのですが、今回ばかりは「試合シーンを見せてくれー!」という気持ちになりました。それだけ試合の臨場感が増していたんだと思います。ご覧になった方がいらしたら、きっと賛同いただけるのではないでしょうか?

解説内にもちょっとした小ネタ情報を挟んでくれたり、一番面白かったのは花道再登場シーン。このシーンをどうやって中継するんだろう?と思ったら、とても上手に処理していました。このあたりもさすがプロ!って感じでした。すごく細かいのですが、話の展開上、やむを得ず時間を止めなければならないシーンがあるのですが、そういう時こそ後ろでフロアのモップ掛けをしているんですよね。そのあたりについても上手に解説をされていて、こういう細部までこだわる井上美学と申しますか、スタッフ陣の情熱を感じましたね。以下、コメンタリーのネタバレ含みますのでご注意ください!


そんなこんなでコメンタリー付きで楽しく試合を観戦していくわけですが、ラスト1分の攻防は・・・やっぱり「無音」なんです!ここが痺れました!解説付きで進んでいくのかな?と思ったのですが、ここは敢えて(というか当然?)音を観客に委ねる形式をとられていました。もちろん解説も聞いてみたかった気がするのですが、これはこれで良かったんだと思います。映画界に残るであろう、あの名シーンに音は要らない、ということで(笑)。


ちょうど公式サイトや旧ツイッター(現X)で発表となり、最後の1週間は「Last Game」と称して大盤振る舞い。いろいろな仕掛けを準備して大団円を迎えるようです。これだけ鑑賞しているのに、なかなかIMAXでの鑑賞が出来ていないので、最後は大画面のIMAXと井上監督のトークショーのダブルヘッダーで締めくくりたいと思っています!

いやー、本当に終わっちゃうんですよね、なんだかまだまだ全然実感がわきません。いつでも映画館に行ったら見られる、みたいな感覚が抜けないですね。ま、もしかしたら「ワンピース」のように再上映会なんかもあるかもしれませんしね。今後もいろいろ期待しています!東映さん、よろしくお願いいたします(笑)。




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