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商品のパッケージが重要になってくる件

次のサービスはご存じですか?

ナイキ:Nike By You
リーバイス:Levi's TAILOR SHOP
Amazon: Discover
ロレアル:Color & Co

これは、「自分だけのモノが欲しい」
というニーズに応えるためのサービス
です。

たとえば
ナイキ:Nike By You

ユーザーはまず、オンラインで自分が
履きたいスニーカーの種類を選択。
そこからパーツごとに色を決め、自分
好みの配色のスニーカーを作り上げて
いく。
自分だけのスニーカーが出来上がったら、
あとは、通常通り、決済・配送手続きを
行います。

このようにユーザーが自らオンラインで
作り上げていくサービスもあれば、
自分好みの商品をみつけていくという
アプローチもあります。

それが Amazon: Discover

これはAIのレコメンド機能を応用したものです。
欲しい商品が表示され、それに対し、
「Like(いいね)」or「Dislike(ちがうね) 」
を押していくと自分が求めている商品だけが
表示されていくもの。

これまで、品揃えが豊富であることが強み
でしたが、逆に「たくさんある中から選ぶ」
こと自体が、面倒なことになり顧客体験を
下げている傾向にあるようです。

つまり、消費者としての価値は
「自分の欲しい商品が早く見つかって
 買い物時間が短縮されること」
ことに変化してきている。

ここで重要になってくるのが

「商品パッケージ」

当然ですが、オンライン上で人とAIで
判断するのはこの「商品パッケージ」
のデザインに委ねられます。

なので、「いかに欲しくさせるか」そして
AIの「アルゴリズム」に乗せてくるかを分析
してそれをパッケージデザインに反映させて
いかなくてはなりません。

リアル店舗で並んだときとは異なるデザイン
が必要になってきます。

実際に、昔は売れていたが、最近は売上が
落ちてきた商品も、オンライン専用の
パッケージーデザインに変更したらまた、
売れ始めた例もあるようです。

こうやって日々、オンラインショップで
目にしている商品もこんな工夫がなされて
いるんですね。




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