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昔と今が繋がった!”自分を動かす原動力”

今日ある方と朝からお話をさせていただき”思いついたこと”ことをお伝えさせていただきたいと思います。私が以前に勤めていた会社で書いた記事のことです。

その記事は「自分を動かす原動力」という記事です。以下ご紹介する記事は2012年11月頃に私が記述したものですが、丸8年経ち繋がってしまいました。

これを思うに今行っていることは、「いつか必ず繋がる」、そう思って生きることが今を一番充実させる、すなわち自分を動かす原動力に繋がるとあらためて感じた次第です。

以下、当時私が書いた記事を紹介いたします。当時はロンドンオリンピックイヤーです。その内容にも触れて言いますが、私が題材にしたのは、2012年から遡ること10年くらい前に私が経験したこと、すなわち本日から18年も前のことです。

以下、当時の記事(抜粋)ですので、ご覧いただければと思います。

原動力とは、物事に対する姿勢や心構えと捉えていただければと思います。以前に勤務していた会社で入社5年目に現場での営業から本社組織に異動した頃のことです。慣れないデスクワークのせいもあってか、毎日毎日残業ばかり、やりがいも感じることもできず、体力的にも精神的にも磨り減っていた時に、ある上司からこんなことを言われたことがあります。
「同じ会社でも、このメンバーで一緒に仕事をできるのは多分これが最初で最後。だから思い出に残るいい仕事をしよう」と…           今思えば、かなり疲弊した私を元気づけるために上司なりに気を遣って言って下さったのだと思いますが、“確かにこの人たちと仕事するのはこれが最後かもしれない”と思い、もう少し頑張ってみようといった感じで、過酷な状況を乗り切ったことを記憶してています。              「(このメンバーで)思い出に残るいい仕事をしよう」         何気ない一言ですが、その後、十数年が経ち、職場が変わり仕事や役職が変わっても、この考えが私自身の仕事を進める上での大切な考えであり、自身のマネジメント観のベースになっているものです。いつか、どこかで今一緒に働いているメンバーと「あの時は苦しかったけど、色々あって面白かった。もう一度一緒に仕事しよう」と語ることができるようどれくらい今を本気で駆け抜けることができるか。特に厳しい環境に置かれた時ほど、この考えが「自分を動かす原動力」になっていると思われます。
個人では到底届かない目標もチームでやれば手に入れることができるということが理解できたのもこのような考えのもと、数多くのメンバーと仕事をさせてもらってきたからだと思います。                 組織を運営することが多くなった今では、チームメンバーも同じように思ってもらえるようどう関わるのか、そして正解がない日々の営みの中で、小手先のテクニックではなく、ポジションパワーでもなく、一人の人間として周りにどう影響を及ぼすことができるのか等々、日々悩むことも多いですが、そんな想いで仕事も含めあらゆる事に向き合うことができれば、おのずと成果もついてくるでしょうし、結果としてお客様へも良いサービスをお届けすることができるのだと思います。                   今年も残すところいよいよ2ヶ月を切りましたが、今年の大きなメインイベントと言えばロンドンオリンピック。みなさんの記憶にもまだ新しいかと思います。                             「このメンバーで臨む最後の試合だから・・・」
「手ぶらでは返せない」
「このフィールドに立ちたくても立てない人もいる。だからそういった人達のためにも戦う」                          ご存知の通り、多くの団体競技で様々な選手から発せられた思いのこもった言葉が印象的なオリンピックと感じたのは私だけではないと思います。  このような思いのこもった言葉がその選手の「自分を動かす原動力」であり、最後の最後にもうひと踏ん張りできる源泉になったように感じます。
これまで以上に感動が多く、結果として前回のアテネ大会を上回る戦後最多のメダルを獲得した歴史に残る大会となったのも、こういったことが要因の一つになったのではないでしょうか。

さて、皆さんいかがだったでしょうか。皆さんが日々感じることは、時間を経てどのようなことに繋がるのでしょうか。

私は現在、コンサルタント、講師として、ビジネスパーソンの方々にもっと自分らしく、イキイキといい仕事できるようにと、自分の経験も含め、マネジメント、リーダーシップ、についてお伝えさせていただいています。

そのこともあり研修の冒頭では、”5年後10年後何をしていますか”という質問をさせていただくことがありますが、この応えに明確に応えられる方はほぼ皆無です。忙しい毎日に忙殺され、目の前の仕事に追われているので、仕様がないと思います。だからこそ、顔を上げていろんなものを見てほしいと思います。

今やっていることは、未来の自分にどう繋がるのか

そう考え今の仕事に取り組めば、もしかしたら仕事への向き合い方や意味づけが変わってくるのではないでしょうか。

少なくとも私そのように考え、今の時間を大切にいきたいと思います。

今を感じることを思いにし、貴方のビジネスを加速するために!


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