心に余裕をもたせる1日の設計
お盆で高知にきている。梼原図書館(隈研吾さん設計)まで足を運んだ。木材に囲まれた空間は、心を和ませてくれる。心が柔らかくなれば、余裕が生まれて、普段の自分よりも少しだけ優しくなれる気がしてくるのは、不思議だ。
木材の書棚に並べられている本には、風情がある。そんな空間で、本の中の世界に没入するのは、自分の好きな時間のひとつ。
普段、変わらない日常・風景・人に囲まれていると、新しい感覚をなかなか得られないし、それにすら気づくこともできない。
こうして、自分の物理的な居場所を変えると、半ば強制的に自分の(モノゴトに対する)『認知』を変えていけるような気がする。
普段、都内に暮らしている時にも、同じ場所に2時間以上いると、集中力が下がるような感覚があるので、何か作業を始める場合には、時間を測り、2時間経つと場所を変えるようにしている。
感情に振り回される毎日を送っている自分だが、なんとか1日の中に、より落ち着いた自分を取り戻せる儀式のようなものを持てないかと思っている。
呼吸・運動・栄養素を摂り入れる・場所を変える・感情の動きを言語化して書き出す、、そんな試みをしている。
ひとつの事に囚われすぎてしまうと、視野狭窄となり、(必要以上に)感情が顔を出し、ベターな判断を下せなくなる場合があるので、意識的にこれらを1日の中に取り込もうと思うし、毎日あれこれ試して、いい方法を模索したい。
適度な、緊張(ストレス)と弛緩(回復)。
自分とのうまい付き合い方を会得したい。
そのための環境づくり、1日の賢い設計を組み込んでいきたいものですね。
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