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互いにとって完璧かが大切。

私の知人のYさん(♀)は新婚ホヤホヤで、ご主人とラブラブの様子。
見ているこっちまでニヤけ顔になる。
なんとも初々しい美男美女夫婦。
私がYさんのInstagramで特に好きなのが
「油断している姿を旦那に撮影されました」的なシリーズの投稿なのだ。

白目を向いて寝ていたり、不格好な面白い寝相。油断して髪の毛がボサボサだったり、酔って足を広げてソファーで倒れていたりする写真ばかり。
普段「完璧な女性」と見られがちなYさんのキュートな面が詰まっているのだ。
私はこれらの写真に物凄く愛おしさを感じる。
(個人的に課金したいと思っているくらいだ)
その理由は「ご主人がYさんを、自分にとって完璧だ」と思っているのが写真から伝わるからだ。

こんな油断している妻を毎日見れる俺。
こんな状態でもめっちゃ可愛い妻と同棲している俺。
この写真を見返して妻と一緒に笑える俺。
・・・・なんつーか、俺、めっちゃ幸せじゃね?・・・
という新婚男性目線のフィルターを通して、持て余された愛情が写真から溢れ出ていて非常に共感を誘うのである。

自分しか知らないシーンが1番愛おしい。    私が思春期に好きだった女性は、座るときに膝が「ポキッ」と鳴る癖があった。
「ポキッ」という音と「あ、また鳴った」と笑う顔が大好きだった。
今でも彼女の不完全で無防備なシーンが一番心に残っている。

自分が持っている変な癖や、油断しているときにふと見せてしまう人間臭さ。
それをネガティヴなもの、「欠点」と捉えている人がいるが
全くもって逆なのだ!

自分が好きな女性に対して、傷つくのを覚悟で飛び込んで、ようやく泳ぎ着いて見つけた楽園。そこで見たシーンは生涯忘れられない。だからこそ、その無防備な姿を見逃したくない。スマホがあるなら写真に残したい。骨の鳴る音を録音しておきたい(笑)
セロトニンとオキシトシンが大量分泌される地上の天国なのだ。

飛び込むのが怖いとか、そこまで好きじゃないとか、自分の臆病な心を棚に上げて安全地帯で生きるのも1つの選択だ。死ぬほど傷付くこともないだろう。

ただ、飛び込んでみて、泳ぎ切った先で感じる「安心感と幸福感」は全ての傷を癒すだろう。

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