見出し画像

壁にぶつかったときは…

壁にぶつかっている。

だいたい壁にぶつかってないときなんてあったか?
ってくらい、いつも行き詰まってる気はするけど、
今年は環境なり、状況なり、
いろいろなことがいきなり激変してしまって、
自分を変えなきゃいけないときがきたなと、
漠然と、というよりも切実に思い始めている。

ま、そんなこといままで何度もあって、
そのたびにどうしようもないくらい落ち込んだり、
何もできない無力さに絶望したり、
今回もやっぱり似たような感じになってる。

写真集20_3yokohama12_ページ_13

「問題解決」の本なんかも、
読んだあとは「なるほど〜そうすればいいか〜」って思うんだけど、
いざ何かしようとしても、
「で、何やればいいんだっけ?」ってなる。

写真集20_3yokohama12_ページ_15

それで結局どうしているかというと、
壁にぶつかる度に、少しだけやること増やしてみたり、
「そんなことやって何になるの?」っていう
まったく関係なさそうなことを始めたり、
そうやって無駄にあがいてみている。

写真集20_3yokohama12_ページ_05

「そんなことやって何になるの?」ってことを、
しつこくいつまでも続ける。

泥臭いやり方だし、本当にそれ意味あるの?
ってことなんだけど、それしか思いつかない。
ほんとに、もうちょっと優秀な人間に生まれたかった。

よく考えてみたら、いま毎日続けている習慣のほとんどが、
壁に当たった時に何となくはじめたものばかりだ。

写真集20_3yokohama12_ページ_10

最初は何だったっけ?
って考えてみたら、見た映画の記録をつけることだった。
1991年6月1日に始めている。高校3年、17歳の時だ。
大学進学を前に将来に対する漠然とした不安から始めたのを何となく覚えている。
1本目の記録はロブ・ロウ主演「バッド・インフルエンス」だった。
レンタルビデオで見た。
記録を始めて最初に映画館で見たのは「幻舟」というドキュメンタリー。
その数日後にロン・ハワード監督の「バックドラフト」を試写会で見ている。
翌月にはデートの約束をすっぽかされて、
一人で寂しく映画館で見た「虚栄のかがり火」のタイトルがある。
最初はタイトルだけ書いていたけど、
そのうち感想も書き始めたりして、30年経った今でも続いている。

写真集20_3yokohama12_ページ_03

大学を卒業するときは就職を早々にあきらめて、フリーペーパーを作りはじめた。
仕事でも何でもない、まさに「そんなことやって何になるの?」ってことだった。
でもそれがきかっけでデザインに出会った。
そしてそれが仕事になった。
その仕事が24年経った今でも続いている。

画像11

フリーランスのデザイナーになる前に編集の仕事で新聞社に4年勤めた。
その時、毎日のジョギングを始めた。
不摂生な毎日で増加した体重を減らすのが最初の目的だったけど、
激務でボロボロになったメンタルをギリギリ保つために必要な
カンフル剤のような役割があったんだろうな…と後になって思った。
ジョギングは今でも毎日していて、これも22年以上続いている。

画像12

会社を辞めてフリーランスになった時に始めたのが
手書きで日記を付けることだった。
最初は仕事のアイデアを書きとめるノートだったんだけど、
いつの間にか日記に変わって、
見た映画やテレビ、読んだ本、その日食べたものの記録とか、
その日の行動記録、仕事の悩みとか、嬉しかったこととか、グチとか…
だれにも見せないから書けることを書きとめている。
(ま、字が汚くて誰にも読めないと思うけど…)
今でも毎日書いていて20年近く続いている。

画像13

仕事におけるルールとか、仕事に対する向きあい方も、
仕事を続ける中で壁にぶつかるたびに
何かを変えなきゃと思って始めたことばかりで、
それを始めたからって何かが大きく変わったり、
急に楽になるようなこともなくて、
むしろキツくなるばかりだったけど、
でもそれをしつこく続けているうちに、
何となく小さな変化が生まれていって、
なんとか20年食いつないで来れた。

画像12

たぶん普通の人が1年くらいですっと越えていけるところを、
10年くらいかけてゆっくりと進んでいるんだと思う。

はっきりいって効率がよくない。
ただ、ほかのやり方がわからない。
だからこのやりかたで続けていくしかない…
そう思って諦めている。

写真集20_3yokohama12_ページ_07

今、けっこう大きめな壁にぶち当たっていて、
どうしようなかって悩んでいるんだけど、
今まで通り、何か小さな変化を起こして続けていくしかないだろうな
って思っている。

写真集20_3yokohama12_ページ_02

というわけで、いまはほんとに小さな変化を起こしてみている。

しょうもないことすぎて、
誰にも言いたくないことなんだけど、
今週から朝の習慣をひとつ増やした。
全然仕事にも関係のないことで、
まさに「そんなことやって何になるの?」ってことだ。
ほんとに全く意味がないのはわかってることなんだけど、
何となくはじめてみた。
簡単にはできそうもないことなので、
1年くらいじっくり時間をかけてこつこつとやっていこうと思っている。

他にも少し生活の中で変えてみたこととか、増やした習慣とか、
仕事のやり方にしても、ちょっとやり方を変えてみたり、
ようするに無駄にやることを増やして、
小さな変化を起こしながらいろいろと実験している。

写真集20_3yokohama12_ページ_09

何でもそうだけど、はじめてみたら、とりあえず毎日やることだ。
少しやったくらいでは、たぶん意味はない。
しつこく続けてみて、1年くらい経ったところではじめて、
ちょっとした変化が起きているのが実感できたりする。
もしかしたら5年、10年くらいやってみないとわからないかもしれない。
結局意味なかったじゃん!ってなるかもしれない。
でも本当に無意味なことを10年、20年続けられたら、
それはそれで意味がある気もする。…そう思いたい。

ほんと、バカみたいな遠回りだと思うけど、
遠回りするしか道を知らないので、
超ゆっくりこの壁に向きあってみようと思う。
何年か後に少し何かが変わっているといいな。

写真集20_3yokohama12_ページ_17

++

超久しぶり(8ヵ月ぶり?)にカメラを持ってぷらぷら散歩に出かけたので、
その日に撮った写真を散りばめてみた。
いや〜、散歩、楽しいな、もっとしよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?