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2022年11月22日12時37分、人生がひっくり返った瞬間

こんなことってあるんだ…。
正直、驚いた。

雷に打たれたような、
突然人生が変わるような、そんな気づきがあった。
突然、ふってきた。

なので、忘れないうちに書いておきたいと思う。

じつは、ぼんやり考えていたことがある。
自分の「強み」についてだ。
「得意なこと」「好きなこと」と言い換えてもいいかもしれない。

「弱点は無視して、自分の強みで生きていけ」ってよくいうけど、
自分にそこまでの強みってあるか?っていつも考えていた。

そこまで自分が情熱をかたむけられること──
仕事だろうか?
しかし、それは好きなことか?
わからない。

「好きなことはなんですか?」
って聞かれても「これ!」ってものがなかなか答えられなくて、
「映画が好き」ものすごく好き、
だけどそんなに詳しいわけでもない…だから「強み」でも何でもない。
本当に好きな人たちの熱量に触れるとなんだか引け目を感じてしまう。
「ゲームが好き」「アニメが好き」「ドラマが好き」
どれもすごく中途半端だ。
好きなものはたくさんあるけど、自信を持って「これ」って言えるほど「好き」を突き詰められてないし、「自分にはこれしかない」「これだけは人に負けない」そんな自分だけの特別なものが何もない。

なんか、つまらない人間だなと…

そんなモヤモヤが突然晴れるような、そんなフレーズが突然降ってきた。

仕事をしているときに、突然、いきなり、頭にぽんと浮かんだフレーズ。

趣味、継続。

このフレーズが突然ひらめいた。
というか、降ってきた。

その瞬間、すかさずメモした。
ああ、これじゃんって思った。

雷に打たれたというか。
その言葉が目の前に降りてきた瞬間、ビビっと背中に電撃が走った。

たぶん、ヘレン・ケラーが「ウォーター」がわかった瞬間って、こんなかんじだったのかもしれない。
わたしにとっては少なくともそれくらいの衝撃だった。

こんなことって本当に現実にあるんだな。

時間も書いておく。
2022年11月22日12時37分。

自分にとって、特別なことあったじゃん。

続けること。
そうだ、継続なんだ。

わたしの得意なこと、強みって「継続」だったんだ。
そうか、わたしは「継続」することが好きだったんだ。

「趣味、継続。」
この言葉を発見した瞬間、本当に目の前のもやが晴れた。

例えば、朝の習慣。
具体的に数えてないけど、細かなものを含たらものすごい数のルーティンを毎日やっている。

起きたらすぐにやること。
起きたら、まず空の写真を撮ってインスタに投稿。
それから手を合わせて1日に感謝して深呼吸。
それからストレッチ。
こんなことをずっと続けている。

掃除も、毎朝やっている。2年近く続けている。
忙しい時でも掃除もしっかりする。

ジョギングも25年くらい毎朝走っている。
去年から毎朝1冊、本を読んでいる。
今日で644日目。
最近は毎朝マンガも読んでいる。
毎朝、ダンスの練習も筋トレもする。
時間のやりくりを工夫しながらやることをどんどん増やしている。

よく「何でそんなことしてるんですか?」って聞かれる。
「何でですかね〜」って半笑いで答える。
正直、自分でも何でこんなことしてるのかよくわらかない。
理由がよくわらないからごまかして答えるしかない。

自身の成長のため?
そういうもんでもないんだよな。
向上心とか、そんな高い意識をもってやってるわけじゃない。

なんだか意識高い感じがして、自分でもちょっと気持ち悪いなって思ってた。
掃除も、読書も、ジョギングも、筋トレも、理由があってやってるわけじゃない。
だから、何でこんなことを毎日してるんだろう?って、自分でもうまく答えが見つけられなかった。

でもね、わかったんです。
そう、単純な理由でした。
わたしは「続けること」それ自体が好きだったんです。
続けるためにいろいろ工夫すること、続けることを増やすこと、これ全部趣味だったって気がついた。

「趣味、継続。」
このワードが目の前に降りてきた瞬間に、本当に世界がひっくり返った。

継続こそ、自分がいちばん好きなものだった。
これに気がつかなかった。
20年以上、全く気がつかなかった。

なんか、これがわかった瞬間に、いきなりものすごく楽になったんですよ。
一気に、すっと全部、抜け落ちた感じ。

2022年11月22日12時37分。
人生がひっくり返った瞬間。
自分にとっての「特別」を発見した瞬間。

私にとってそれは木から落ちるリンゴを見たニュートンくらいの衝撃だった。

「何でそんなことしてるんですか?」
次からこう聞かれたら、こう答えよう。
「趣味なんです!好きなんです!」
自信を持って、心の底から。


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