無職になるまで日記　vol47 あと54日

ネタバレになりますが、寄生獣の読後感というか、寄生獣を名作たらしめているのは、以下の作中の言葉な気がしている。

人は人の、自分自身の命が尊いという前提に立ちがちだ。

だから、自分から近い順に尊いと錯覚してしまう。

命そのものより、自分自身なんだと思う。

以下本編より抜粋

『ずうっと‥考えていた‥わたしは何のためにこの世に生まれてきたのかと‥一つの疑問が解けるとまた次の‥疑問がわいてくる‥始まりを求め‥終わりを求め‥考えながらただずっと‥歩いていた‥どこまで行っても同じかもしれない‥歩くのをやめてみるならそれもいい‥すべての終わりが告げられても‥「ああ　そうか」と思うだけだ』

僕は、今幸せ過ぎるくらい幸せだ。

こんなに幸せなら死んでもいい！とはならない。

死にたくない。

生きるとは、なんとも残酷だなぁと思う。

必ず終わりがあり、良き日々も、悪しき日々も無に帰する。

あぁそうか

なんて僕は今はまだまったく思えないなぁ
（400字）