手放”さ”ない、いや手放”せ”ない
チームコーチングで関わる中で、メンバーが現状を手放さないケースはよく見られる現象
新しいものを掴むためには、今掴んでいるものを手放さなければ。と思うのですが、なかなか。。。
というのは、チームコーチとしてメタなポジション・一歩離れた立場からこそ見えている状況。
本人は、握りしめているという意識は無いことが多い。
そんな中、チームコーチとして、メンバーが何を握りしめているのか、そこにどう気付けるようにチームコーチングをリードしていくのか。
この方法はチームコーチによって様々ですし、メンバーの状況によってもそのリードの方法を柔軟に行っていく事が必要です。
ただ、リードの方法は様々として、ここだけは抑えておく必要があるのは、本人自ら気付くこと。
チームコーチがズバリ指摘しても、抵抗が生まれ、腹落ちしません。
一見、腹落ちしたように見えていても、後に抵抗が芽生えるケースが多々。
多少時間を要しても、本人が気付くことが大切。
そして、腹落ちした上で、それを手放すという選択を自らが行う事。
つい新しいことを始める。という点に目が向きがちですが、”手放す”
ことを選択することが先にあります。
そこを意識せずに新しいことを掴みに行っても、十分に掴むことは困難です。中途半端なケースが多々。
掴んでいることを認識する。そして手放すことを選択する。その上で手放し、空となった手で、新しいものをしっかりと掴む。
このプロセスってとっても重要。
チームコーチングでのメンバーの様子を見て。
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