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8ヶ月の片思い…いよいよ決着。

1.ケーキで乾杯!


みなさんこんにちは!!

白鷗大学 下村健一ゼミナールです○


前回にも お伝えいたしましたが

大学生活最後の夏休みに入りましたァアア!!


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余談:ラジオ体操を行っていた小学時代…

夏休みなのにわざわざ早起きしていた私たち偉すぎ…


さて、4年下村ゼミナール前期最終回の授業は

下村健一先生の誕生日〜!の前日〜!笑


「先生すみません…ゼミに少し遅刻します…」と

連絡して ケーキを買いに行きました 🎂


そして ジャジャーンとサプライズ!

ケーキを選ぶ下村先生は

本当に子供のようで可愛かった

(神様 下村ゼミに入れてくれてありがとう)

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(ハァッ…守りたいこの笑顔)

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(ゼミ生のメロとケーキで乾杯)


刻々と迫る 卒業

残りの時間も楽しく元気に

過ごしていきましょう○


さて本題ですヨ


2.白鷗大学の始まった跡地が誰も分からない??!【3】ー最終回ー


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前回のあらすじは

コチラを御覧ください!


足利裁縫女学校の跡地に

住んでいたかもしれないと言う方から

両毛新聞社に連絡があり…


すぐ情報提供をしてくださった方に

電話でご連絡をしました

以下 情報提供者をAさんとします○


Aさんが

足利市巴町の2532番地に住んでいた時

その土地の地主である

足利の法玄寺住職から

ここは裁縫女学校の跡地だったんですよ〜」と

聞いたという証言を得られました


当時の巴町の2532番地

閉鎖謄本を調べてみれば

所有者を知れるのでは?

助言までいただきました○


(閉鎖謄本とは…一個の建物の登記記録が
閉鎖された場合に その閉鎖された登記記録が
保存される帳簿のことをさします)


やっと 跡地の発見に至りそうだ

良かった… ここまで長かった…


Aさんが以前住んでいたという

巴町2532へ出向き

取材をさせていただくことに!

(感染対策をしっかり行いました○)


まずは閉鎖謄本を調べるために

足利市の法務局へ向かいました

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(↑やっと物証が得られるかも!!と高まる気持ちで
法務局へ!)

法務局にて巴町2532の一番古い

情報を探していただくため

大正5年から15年の間 巴町2532の

所有者は誰なのかを調べるために

申請書の記入を!


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そして…結果は

かなり過去ということもあり

昭和41年の建物昭和30年の土地

の書類が最古でした…


大正5年から15年まで辿れず…!!

残念!!


ここまで来ても

跡地は私たちを

焦らしてきます…


いい加減 片思いみたいな状況ツライ!


その後 Aさんが以前住んでいたという

巴町2532

取材をさせていただきました


初めてその場に降り立った時

いろんな思いが心をまとっていました

疑問や聞きたいことを ひとつこぼさず

取材にあたりました

果たしてここは…


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(↑Aさんへの取材の様子
取材の写真の掲載許可を頂いております 二次転載はお辞めください)


巴町に住む近所の方へも

跡地についての情報を知らないか

Aさんとひたすら聞き込みを続けました


すると

隣人のおじいさんが

ここは裁縫女学校の跡地だった」と

聞いたことがあると重要証言


Aさんと隣人のおじいさんの

証言が一致したのです!!


ここまで来たら

確かな物証を得たい!!


そしてAさんにも

「ここかもしれない」ではなく

「ここでしたよ!!!」

報告をしてあげたい!

という気持ちは増すばかり


その日は 確かな証拠を

見つけることができませんでしたが


ミヤビと2人で

足利にあるグリムカフェで

絶品パフェを食べて

決起会してきました 笑

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美味しかったです!!!(写真撮り忘れました!!!)


そして

また次の日も 取材は続きます


Aさんは当時の

法玄寺住職(既にお亡くなり)から

巴町2532は裁縫女学校の

跡地だったとお話を聞いていました


そのため 法玄寺へ メールにて

当時の記録や 前住職さんから

跡地についてなにかお話を聞いていないか

問い合わせを行いました


お忙しい中 親切にご回答頂きましたが

土地台帳の記録も昭和50年までしか

残っておらず

確定的な証拠は得られませんでした


ついに 次の取材は誰にすれば??!

というところまで追い込まれてしまいました…


うわあ…どうしよう…

LINEでどんより会話が続く中…


展開は急に来た


両毛新聞社の川島社長の机の上に

配達員さんから

謎のメッセージがあったと

下村先生から連絡が


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手紙の内容は

「足利教育史関係資料」小野智一著

「足利教育史上の視点」P6 

とだけ書かれていました


これが実際の置き手紙

(図書館の背ラベルまで記載が…何者??!この配達員さん!!!)

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早速 足利市立図書館へ


これは刊行された本ではなく

筆者の方が私費で製本した資料で 

だから今までたどり着けなかった物と判明

一般公開の書棚ではなく 奥の方の特別な場所に

確かに1冊だけありました! 


が、今まで

期待落胆繰り返し

もはや期待はあまりしすぎないほうが

心のためでした…


さぁ…ページを開き…

あっそういえば…今日はこのあとゼミがある


学校へ持ち帰ってみんなで確認したい!!


そして 本を開かないまま 

貸し出し手続きをして

学校へ持ち帰りました


そしていよいよゼミの時間

みんなで該当のページを開きます


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本にはーーー


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跡地に住んでいたかもと証言を

くださった方とも一致しました!


あったぁあああああああ!!!!!!

ゼミの教室内が歓喜の声に包まれました


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緊張の瞬間の動画はコチラから閲覧可能です!
PC・スマートフォンのブラウザのみ
ダウンロードが可能です○

※二次転載はお辞めください


その日の両毛班LINEグループ

(下村先生・ノンちゃん・ミヤビ・玄米)は

チョット いやかなり

おかしくなっており…


ゼミの時間にみんなで

「足利教育史関係資料」を見ましょう!

と送っていたのんちゃん


それに対し 下村先生が

このドキドキのシチュエーションに

舞い上がっています!

(これはまだ序の口)

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そして 見事 証言と一致して
ゼミ解散後のLINEは…

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それはもう圧巻の「授賞式」でしたよ!!


帰宅してからノンちゃんは

ペヤングの獄辛焼きそば

ミオ(日本酒)でひとり祝杯しました 笑


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でもここで満足してはいけません

「足利教育史関係資料」を著された

小野智一さんへ

なんの情報をもとに

この資料を作成されたのか

を伺い より情報を確かなもの

しなければなりません


世に情報を送り出すというのは

本当に簡単


でもより真実に近づけば

情報に対する信頼厚くなります


早速 小野智一さんについて

伺うべく 足利市役所へ問い合わせを

行いました


後日 回答の連絡があり

コンタクトを取りたいと伝えると

数年前に亡くなられてしまったとのこと


ですが 足利市教育委員会文化課

調査の引き継ぎを行ってくださり

「足利教育史関係資料」を作る元となった

原本情報を探していただけるとのこと


道が封鎖されてしまっても

別の道を案内してくださるように

諦めちゃだめよ!頑張りなさい!と

教えてくださっているようでした○


そして 2日後

足利市教育委員会の文化課の方から


「恐らく これだろうというものが

見つかりました…!

と連絡が!!!


それだけでは終わらなかった


大正時代の古地図もありまして

巴町2532の部分に


裁縫女学校の記載がありますね…!


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発見まで長かった道のり

固く結ばれていた紐がスルスルと

解けていくように 次から次へと

証拠が出てくる


早速 閲覧申請と 

証拠を学校に持ち帰るために

撮影の申請を行い


情報の確認を行うために

迎えた当日


机に並べられた 資料たち

実際の地図がコチラ↓

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近づいてみると…

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上記2枚の写真は「足利市教育委員会提供」
資料掲載の許可を得ております
※二次転載・写真の保存はお辞めください


それは足利裁縫女学校が

巴町2532で始まったという

紛れもない証拠が並んでいました


約8ヶ月に渡って おこなってきた取材が

実った瞬間でした


後日 白鷗大学理事長先生にも

取材の様子と共に

ご報告いたしました

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(↑はじめの証拠となった「足利教育史関係資料」を
理事長先生へお見せしている図)

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(↑マスク越しでも伝わるノンちゃんのドヤ顔…)

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(↑取材の動画や証拠となる資料をモニターで映しながら
発見までの一連をお話ししている図)

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(↑左から2番目が白鷗大学の理事長先生です!
そして足利裁縫女学校設立者のお孫さんでもあります○)

写真掲載の許可を得ております
※写真の保存・二次転載はお辞めください


オープンキャンパスで配られる

白鷗大学の紹介ペーパーにも

この取材の様子が記載されるなど


両毛班の道のりがカタチとなって

沢山の方の手に渡ることに

嬉しさを感じました○


両毛新聞現在休刊となってしまい

跡地を発見できました!!と

読者の方に

お伝えができておりません…


で、す、が、!


2021年の秋より

下村ゼミナールの3年生

別の某・地元新聞にて後継の

記事連載内定しております!!


その第1回目

両毛班の4年生がお邪魔させていただいて

発見までのストーリーを

書かせていただけることに○


これからまだまだ

嬉しい情報を皆さんに伝えられそうです!


無事 両毛班と足利裁縫女学校の跡地は

8ヶ月間の片思い期間を経て 結ばれました♡


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3.下村ゼミナール夏休みの宿題は日記です


そして

夏休み中はゼミナール生日記

趣味話などを担当できれば!と

前回にお話いたしましたが


ゼミ生全員から「イイよ!」「やろう!」と

良い反応をいただき


次回から ゼミ生日記がスタートします!!!


スタートは 下村ゼミゼミ長

たいちゃんからスタートいたします!!

ちなみに

「熱く語っちゃうぞ〜」

と言っていました 笑

何を語ってくれるのか気になりますね!


夏休み期間は

ゼミ生の個性爆発したnoteを

いつもとは少し違っったカタチで

お届けできるかと思いますので

お付き合いください♡


また 卒業制作も順調に

進んでおります○

どんなことをやるのか


詳しくはコチラの記事を

御覧ください○


動画班は授業に使うパワポの制作が

完成に近づき

ライブ班は実際に情報リテラシーの

授業を行わせていただく学校と

連絡を取り当日に向けての

準備に入っています○


天気も崩れ 暑かったり寒かったり…

みなさんも体調にはお気をつけください!


それでは皆さん次回もお楽しみに!


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