今日の始まりに【2023/12/1 金融ニュース】
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本日のひとことコメント
現在の体重: 73.9kg
目標体重: 70.0kg
明日から沖縄。旅行じゃないのであまりテンションがあがりませんが、なんとか頑張りたいと思います。
国内ニュース
NTT法、2025年国会での廃止で目処か
NTT法プロジェクトチームが提言する最終案に記載されている模様
政府にNTTの発行済み株式の3分の1以上を保有するよう求める規定の撤廃に触れている
米国ニュース
経済指標
新規失業保険
218k、予想218k
個人消費支出
PCE総合指数:前月比+0.2%、予想+0.2%、先月+0.7%
コアPCE:前月比+0.2%、予想+0.2%、先月+0.3%
中古住宅販売
成約指数71.4
ニュースに対するコメント
失業保険
新規失業保険申請件数自体はさほど増えていないものの、継続受給者は+86kの1,930kとなり、コロナ真っ只中の2021年12月以来の水準
労働市場が軟化することがインフレ抑制に対して必要であると考える従来の経済学からするとポジティブな内容
PCE価格指数
総合価格指数は変わらずで、インフレ調整後は+0.2%
個人消費が減速していることが明確に確認されており、今まで想定以上に力強い個人消費をベースに成長をしてきた米経済にスローダウンがかかることが示唆されている
中古住宅販売
中古住宅販売の成約指数は統計が始まった2001年以後で最低水準
金利コストの上昇に伴って、購入側からすると借入コストが上昇しているのと、売る側としてもローンの借り換えに伴うコストが負担になるため、供給も少なく、需要側も低下しているという形
重要コメント
イエレン財務長官
米経済にはインフレ定着を防ぐためにこれ以上の大幅な金融政策の引き締めは必要なく、力強い雇用を伴うソフトランディングを達成する軌道にある
クリーンエネルギーなどの分野における主要なサプライチェーンは、中国に過度に集中している
中国などへの過度の依存は、自然災害からマクロ経済的な力、経済的な強制措置のような意図的な行動に至るまで、海外生産へのアクセスを妨害するリスクに対して米国をより脆弱にする
市場の予想はあまり気にしてはいない
利下げはインフレと経済がどう展開するかに左右される
ウィリアムズ・NY連銀総裁
金利は、過去25年で最も景気抑制的だと推定される
バランスを完全に取り戻し、インフレ率を当局の中長期的な目標である2%へと持続的に低下させるため、景気抑制的なスタンスをかなりの期間維持するのが適切になると想定される
デーリー・SF連銀総裁
インフレ率は依然として高過ぎる
勝利宣言は時期尚早
積極的に利上げをしてきた中で、現状の政策は非常に良い位置にある
インフレ上昇をヘッジするような保険的な思考は現時点で必要ない
現時点で利下げは全く考えていない
欧州ニュース
経済指標
ユーロ圏インフレ率
総合CPI:前年同月比:+2.4%、前月+2.9%
ドイツ失業率
11月失業率:5.9%、前月5.8%
重要コメント
グリーン・BOE政策委員
景気後退を示唆するデータよりも、インフレが高止まりする兆候を懸念している
労働市場がこれまでよりも大きくインフレに貢献している可能性があり、実質的な中立金利の水準も上昇している可能性がある
ナーゲル・ドイツ連銀総裁
インフレは正しい方向に進んでるが、リスクはネガティブな方向に偏っている
利上げの可能性は排除しきれないし、利下げについて議論するべきタイミングではない
その他ニュース
コモディティ
原油
下落
WTIは-1.5%の76.67ドル
OPECプラスによる減産が自主的なものにとどまったことから、実際に減産合意が実行される可能性が薄いと見た投資家が失望売り
金
続伸
5月以来の高値を再度更新
イスラエル-パレスチナ戦争
新たに追加で2人の人質を解放
停戦合意は更に延長
OPECプラス、減産合意
日量90万バレルの減産で合意
一方で、減産は「自主的」であり、具体的な減産方法については明記されていないことから、実際に合意が各国によって協調的に守られるかについては懐疑的な見方も
なお、加盟国入りを希望していたブラジルを招待。ブラジルは2024年1月の加盟を希望しているとコメント
カナダGDP、予想外のマイナス成長
2023Q3:前期比-1.1%、中銀予想+0.8%、エコノミスト予想+0.2%
成長が悪かったというよりは、2023Q2のGDPが速報値の-0.2%から+1.4%に大幅に修正されたことが背景