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金融とITの相関性・非相関性

こちらは、EventHub  Advent Calendar 2021-  Adventarの8日目の記事です。昨日は古川さんの「妊娠して初めて知ったこと」こちらもぜひ!
執筆者: コーポレート部門 下河原 雄太

新しい業界に飛び込んで早半年。
これまでの経験で、前職と相関性あるなと思う分野、相関性が薄いなと思う分野についてぼんやりイメージを持ち始めてきたので、勝手にトップ3を発表していきます。

相関性があるものトップ3
① カタカナ語・専門用語を使う場面が多い
→アルコ&ピースの平子さんの定番キャラ「瀬良社長」(意識高い系IT社長)の動画を見て、かつての自分は「いや、こんなやついるのかよ」と思っていましたが、いざ見返してみると不思議!!なんとなく身近に感じてしまいました。
→ちなみに誤解を恐れずにしっかり否定をしておくと、「弊社の社長が瀬良社長みたい!」というわけでは全くありません。
→ただ、ここでふと思い返してみました。前の職場でも、やたら専門用語を使いたがる人はいたなと。。。結局、ITだろうと金融だろうと、「専門用語使いたがり!」みたいな人は一定数いるのだと思います。実際、通じ合う人にはそっちの方が話早かったりしますしね!

② システムへの熟練度は、凄い大事
営業を体験してみて思ったのは、「Salesforce 難しい。。。」でした。Salesforceを完璧に使いこなせている人は、世の中にどれくらいいるのか。
→思い返すと、前職でもPricing Tool / Modelをいじって色々計算していましたが、かなりマニアックなツールだったので、実際にそれを触れる人はそこまでいなかったわけです。
→いずれの業界においても、難しいツールというのはその分人の学習意欲を削いでいくので、その分「ツールを使いこなせる人は(その瞬間だけ)世の中で重宝される」という構図になります。自分のキャリア上のアドバンテージにはなるのかもしれない。

③ 人が自分を助けてくれる
→古川さんの記事でも「先輩(日比さん)に色々聞いた」とありましたが、経験してないことやわからないことは「先人に学べ」が最強。
→自分で調べる努力をするのも当然大事ですが、「分からないことを調べるために1時間使ったけど、聞いたら5分で分かった」ということもある。ぱっと調べて見つからなかったらすぐ聞く!というのが最強だと思っています。
→現職でも前職でも、調べて分からない場合は恥を忍んで聞きまわっていたのですが、結果ネットや本に転がっていない話とかを聞くことが出来て、調べるより勉強になるなと思いました。聞くことで人間関係も出来上がるし、転がっていない話は聞けるし、「先人に学べ!は最強」と改めて認識。

相関性がないものトップ3
① カタカナ語・専門用語は確かによく使うが、意味は非なる

→LTVという単語はSaaSでよく出てきますよね(Life Time Value)
→金融の世界でもLTVという単語は出てきますが、こちらはLoan to Value(資産価値に対して借入額が幾らか)。「LTVが、LTVが。。。」という発言が多い中で、「なんでこんなにローンの話してるんだろう」と思っていたのが懐かしい。ちなみにローンを何に対して評価するかという基準は色々あり、value 以外にもloan to cost だったり、loan to equity だったり、色々あります。
→ちなみに、金融においてもリテール証券におけるLTVは、これはこれで意味が変わったりします。LTVはLetter Tell Visit。「LTVや!LTVや!」という某証券会社大阪支店部長殿の毎日の御高説を聞いていたリテール営業出身の友人。いざSaaSに転職し、「LTVをどうやって伸ばそう」と悩む営業チームの発言を聞いて、「結局SaaSでも古風な営業するんだ!Letter Tell Visitはやっぱ最強なんや!!」と改めて心の炎を煉獄さんばりに燃やしていました。申し訳ないが、それは違うんだ。。。

② システムへの熟練度は大事だが、汎用性が違う
→SaaS業界におけるツールはSaleforceはじめ、外部サービスを導入しているパターンが多いため、「今後転職の時に役立つかも!」というのがモチベーションになったりします。
→一方で、金融業界のツールは情報漏洩の観点から自社開発が多いので、仮にツールを勉強してもその会社では役に立つけれど、転職したら0からやりなおし。
→今思い返すと「ただの社内ツールなのに、毎日勉強していじってて偉かったな。。。」と当時の自分をほめたくなります。
→比較して、SaaS業界においてツールを勉強するモチベーションは自然と高くなります。知っておいても今後のキャリアにおいて損はないはず。

③ 確かに人が自分を助けてくれるが、SaaSはとにかく業界が広い
→金融業界においては、ある程度同じような環境で、同じようなKPIを追って仕事をしているので、「他社でうまくいっているこういうことをやっている」をそのまま導入しても、上手くいくことがそれなりにあります。
→一方で、SaaS業界においては、提供しているサービス、ターゲットとしている市場や顧客などによって、「他社でワークしている=自社でワークする」では必ずしもない、という点も徐々にわかってきました。
→何故それがワークしているのか、という本質をしっかり見極めていく、というのがSaaSにおいては大事だなと改めて認識してます。

業界を跨る転職を検討している(あるいは今後される)方に参考になればと思って書きましたが、なんかすごい固い文章になってしまいました。。。

私も含めてですが、EventHubは大胆に業界が変わる転職をしたメンバーが多く在籍しておりますので、業界変わる転職でSaaSに飛び込みたい!と思っている方がいれば、是非ご応募いただけると嬉しいです!一緒に働かせていただくことになれば、全力でサポートさせていただきます!!

次の9日目の記事は、浜口さんのプロポーズ大作戦!です!お楽しみに!

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