旦那さんと一緒に暮らすつもりはなかった
結婚したら実家を出て、夫婦で暮らすのが一般的だ。
けれど、私はプロポーズを受けた際にその場で「別居婚でもいい?」と交渉をしたほどに、結婚することと同居することは別の話だと考えていた。
「結婚したら実家を出て、夫婦が一緒に暮らすのが当たり前」というのが常識であることは知っているし、実際、旦那さんの実家に結婚の挨拶へ行った際も「でも同居するつもりはない」という件について理解してもらうことが一番のハードルだったし、理解してもらうのは無理だと思ったので、彼と事前に打ち合わせをして、そこは完全に騙すスタンスで「で、新居はどうするの?」という類の質問に関しては、ただただ、ごまかして突破した。
彼とは「もしも子どもができたら、その時は一緒に住もう」という話をしていたけれど、子どもは一生できない可能性もあったし(どちらもブライダルチェックを受けていなかったので、妊娠能力があるのかも定かではなかった)、つまり、もしできなかった場合には、一生別居婚の予定だった。
私が別居婚を希望した理由は、彼(夫となる男性)と一緒に暮らしたくなかったからではない。ただひとえに実家を出たくなかったからだ。
親元で暮らせる時代はタイムリミットがある
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