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少し珍しいHasselblad 1000f。ハッセルブラッドの歴史に触れる。

【他機種への乗り換えの為、放出しました。】

少し珍しいハッセルブラッドを買いました。勿論フィルムカメラです。

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ハッセルブラッドの1000f、1953年発売。ハッセルブラッドのシリーズとしては1600fに次いで2世代目のものです。現在有名なハッセルブラッド500系以降(Vシステム機)よりも前のカメラなので何処か雰囲気の違う不思議なカメラです。この世界には1万台程度存在しているらしい。ソ連機のサリュートとかはこれのコピーです。

コダック製のエクターというレンズ込みで購入。エクターでエクター100使ってエクターしたい(謎動詞)のが前からの願望でした。とりあえずやってみたい。80mm/2.8と135mm/3.5。まだ、ツアイスのレンズではない時代のレンズです。かつて、ハッセルブラッドはコダックのスウェーデン国内の代理店を担っていたようでして、その流れとのこと。1000fが出る少し前にツアイスに変更されます。40,50年代はコダックの黄金時代でして、ノリノリのコダックが作ったエクター(一応高級レンズの称号らしい)ですからそれとなく性能は良いわけです。

僕の個体は発売から1500台目くらいの子です。ちょうどエクターとツアイスレンズの転換期の時期の個体。

カメラを眺めてみる。

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Vシステム機との相違点はかなり多く、

Vマウントではない(当たり前)、スクリューマウント的なもの。
フォーカルプレーンシャッターを採用し、最高速が1/1000。
レンズの雰囲気が大分違う。
全体的に角ばっていて雰囲気違う。
フィルムバックも専用のもので独特の操作感。

などなど、まだたくさんあります。

巻き上げの部分がシャッターダイアルになっていてContaxみたいなシャッタースピード変更の仕方です。スクリーンの真ん中には小さな文字でV。

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純正フードは独特なオーラでして、とてもかっこいい。(注意!この組み合わせでは絞るとケラれます!撮影後気づいた。ネットでは80mm用ということになっていますが、どういうことなのか…。絞っちゃだめなのか?

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135mmはもう少しシルエットが大きくなりましてこんな感じ。クラシカルな見た目で美しいでしょう。

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フィルムバックの装填方法もA12とは異なります。初めて使う時注意です!YouTubeに結構上がってるので一度目を通すことおすすめします。

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実写

楽しそうに撮る筆者。晴れた春の日。良い試写になりました。今回は80mm/2.8のみ持ち出しました。みなさん気になるのはこっちかと思いますんで。

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帰宅後大急ぎで現像。

以下全て

Hasselblad 1000f
Kodak Ektar 80/2.8
Kodak Ektar 100

何よりこのレンズの特徴は最短撮影距離でしょう。なんと50cm!ハッセルとは思えない距離感での撮影が可能です。

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適度に離れたものを撮るのもお手の物。急にハッセルらしくなります。

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開放のままで強めの光源が存在するとアウトフォーカス部がふわふわとした感じになりソフトレンズ的な効果が得られます。人撮るときは使えそうですね。

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かなりのおもしろ枠のカメラですが、しばらくはメインでつかってみようと思っています。買いたいと思った時にすぐすぐ見つかるレンズではないので大切にしていきたいですね。

よろしく、エクター。

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