足首が硬くなる原因を、大腰筋の要素から解決する
閉脚座りができない…
足首の背屈可動域が10°…
上記のような評価結果から、
足関節の背屈可動域を改善するアプローチを選択した経験はありませんか?
しかし悲しいことにアプローチしても、翌日にはまた足首が硬くなっているなんてことありませんか?
すぐに可動域が元に戻ってしまう場合…もしかしたら
足関節の硬さが問題なのではなく姿勢の影響が大きいケースがあります。
そこで、本日は足関節が硬くなる姿勢の影響&解決方法について解説していきます。
それではどうぞー
足首が硬くなりやすい姿勢とは?
足首を硬める一番の理由は、足首より上の身体が前方にある時に支えとなってくれます。
逆を言えば、前方重心の人に対して、足首を緩めてしまうと支えとなる軟部組織がなくなるため、転倒リスクが上がります。
前方重心になりやすい姿勢とは
日本人の9割がなりやすいと言われる "反り腰" です。
反り腰の人は、
身体重心の中心=骨盤内の仙骨前方
が足関節軸に対して前方に位置しています。
そのため、前方重心を支えるために足部は後方重心
且つ 足関節 背屈制限をかけてバランスを保ちます。
以上のことから、足関節の背屈制限を根本解決するには、
重心位置を修正しなければ、長期的な改善は難しいと考えます。
この重心位置を修正するのに、
一番重要な筋肉が”大腰筋”になります。
大腰筋を機能的に働かせることによって、足関節の可動域を改善することが出来ます。
しかし、大腰筋には2つの特性があります。
この特性を理解し、治療選択することで、より効果的に結果を出すことが出来ます。
この特性とアプローチ方法の詳細を後述していきまーす。
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