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2020年という1年への大きな決意表明と、1年の振り返り【5000文字】


2019年の振り返りと、2020年に向けての大きな決意を書こうと思います。清水直哉と、TABIPPOの人生を大きく左右する1年となるはずなので、全ての関わる人に読んで頂きたいです。どうぞ、今年もよろしくおねがいします!(株式会社TABIPPO 代表取締役 清水直哉)

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ついにやってきました2020年です。東京オリンピックもあるし、なんだか節目感もありますが、ぼくらTABIPPOにとっても大切な1年なのです。


実は、TABIPPOが生まれてちょうど10年が経ちます。原体験となる世界一周のひとり旅を、僕や創業メンバーが経験したのは2010年のこと。ちょうど10年ということです。

たくさんの人に愛され、支えてもらって、10年が経った今も続けられているTABIPPOがあるのですが。2020年からは新しく生まれ変わったTABIPPOをみなさんに見て頂くことができそうです。と、いうお話を長文で書きたいと思います。

結論、2020年にTABIPPOのロゴやメディアなどの全てを含む「コーポレートアイデンティティ」を新しくリニューアルすることで、TABIPPOという会社全体のリブランディングを行います。めちゃくちゃ、変わります。


ここから、結論まで文章が長いですが、どうぞお付き合いください。早く結論がみたい人は、最後の方までいっきにスクロールでどうぞ。悲しいですが・・・株式会社TABIPPOのことをあまりよく知らない!って方は、ぜひ公式サイトメディアをご覧くださいませ。

まずは、2019年のおさらいから。


「企業価値」と向き合った2019年。

昨年の1年間がどんな年だったのか、一言で表すと「中長期的に企業価値を向上させる」ということと向き合った1年でした。

2017-2018年の大きな失敗として「短期的なPLを意識的に優先して行動してしまっていた」ことを以前のnoteにも書きました。目線が下がり、未来を向くことが出来ていなかったと。

それを反省した僕らは、すぐに皆で話し合って、自分たちの行動を「中長期的な企業価値の向上」に向けていくことを決めました。2018年12月の話です。売上目標やPLを細かくチェックすることも、やめました。

そこから、1つ1つの行動と意思決定が変わってきたと思っています。

どうやったらTABIPPOの価値が下がらないのか、やれることは他にないのか、妥協していないか。それを考えながら問題を解決して、新しい価値を生み出し、みんなで1つずつ進んでいく。そんなことを繰り返しました。

結果として、主力事業であるマーケティング事業は、過去最高の利益を生み出すことを達成(結果として短期的な売上も上がりました)。旅人採用、POOLO、PEACE DAYなどの新事業も順調に立ち上がりました。

まだまだ改善の余地はたくさんあるのですが(ベンチャーなら当たり前)、大きな希望がみえた1年だったと思っています。

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↑POOLOの参加者と群馬の実家へ(なぜ)


「つらい」ことも多かった1年。

ただ、実際には、とても「つらい」と感じることも多い1年だったなと個人的には思っています。理由は、3つです。

1:前期分のマイナスを取り返さないといけなかった
2:新規事業立ち上げの負荷が重かった
3:同時並行で未来をつくるために大きな仕事をこなしていた(後述)

特に1は、大きな借り入れの返済なども含めて、代表として僕個人にかかる精神的な負荷も大きかったです。仲間に対して、何度も何度も弱音を吐きました。たぶん、自分の人生でいちばん弱音を吐いた1年だったと思います。

2019年の清水直哉としては、自分の弱さを認識することができたと共に、経営者としても大きな伸びしろを感じることができた1年でもあります。(お陰様でめちゃくちゃ太りました)

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↑レポーターもやりました(なぜ)


支えてくれた「自律分散な組織」

そんな「つらさ」があるなかで、自分たちの「企業価値」と向き合った2019年を乗り越えることができたのは、「自律分散な組織」の中でそこで働く1人1人が主体的に動いてくれたからだと認識しています。

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↑会社の仲間と韓国へいった時の写真


正社員が増えて、組織の人数が大きくなった中でも、TABIPPOで働く仲間はこの1年ほんとうに頑張ってくれたと思っています。感謝しかありません。

ちなみに、TABIPPOでは2018年の夏に大きな意思決定をして、いわゆる「自律分散な組織」というものを組織方針として定めて進んできました。

その合宿のあとに弊社のアイドル・恩田くんが書いた記事が下記。アホみたいに長いので、あとで興味がある方だけ、読んでくださいね。


「自律分散な組織」と、ひとことで表すのはすごく悩ましい問題ではあるのですが、便宜上こうやって呼ばせてください。

簡単に説明すると、「1人1人が自律して働く」「ヒエラルキーではなく、フラットでオープンな組織構造」「個をコントロールではなくエンパワーメントする」みたいなことを表していて、いわゆる「ティール組織」とか「ホラクラシー経営」みたいな組織です。

厳密には、少しちょっと違いますし、目的として目指していないのですが。話題になった流行にのって、2019年はいろんなイベント登壇で「組織論」についても語らせてもらいました。

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↑組織論を偉そうに語ります


サイボウズ式さんのイベント、手放す経営ラボラトリーとのコラボ、そして書籍「ティール組織」の著者であるフレデリック・ラルーさんが来日したイベントに登壇させてもらったりもしたのは、嬉しかったです。


長くなってきましたね。いつもこうやって想いがあふれると、文章が長くなる癖があります。note書いてなさすぎかな・・・

同時に働き方の整備も

少し組織の話を続けさせてください。「自律分散な組織」としてTABIPPOは組織づくりを行っていますが、一緒にチームとして働く仲間もだいぶ人数も増えていきました。

2020年に新しく2人が入社したので、社員は18名となりました。2018年は13名だったので、だいぶ増えましたね。(インターンいれると40名います)

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ちなみに、編集部のエディター1名(雑誌の出版社から)と、セールスが2名(飲食店立ち上げからと、フリーランスから)と、ディレクターが1名(大手WEB広告代理店から)と、デザイナーが1名(フリーランスから)、増えました。早く、30名くらいになりたいものです。

2019年に、組織制度の面で具体的にやった事としては、360度評価の制度を作り直して給与配分に納得感をもたせたり、働き方が契約で選べるようにしていく方針を考えたり、年間24万円の経費で海外旅行にいけるトラベルサポート制度をつくったり。

あとは、あたらしく行動指針もバージョン4?として、刷新しました。

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↑ TABIPPOらしさを表す言葉たち


さて、本題です・・・

中長期的な企業価値向上を目指しながらも、事業の立ち上げなどを行い、足元の組織づくりを行っていく。その結果として、過去最高益もおまけに達成。

そんなTABIPPOですが、同時並行で大きな、大きなプロジェクトも進めていました。ここからが、この記事の本題です(遅い)


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リブランディングで、生まれ変わります。

はい。記事の冒頭にも書きましたが、2020年にTABIPPOのロゴやメディアなどの全てを含む「コーポレートアイデンティティ」を新しくリニューアルすることで、TABIPPOという会社全体の「リブランディング」を行います。

あの、ひよこロゴが変わります。200万人が読むWEBメディアがフルリニューアルします。TABIPPOの「コーポレートアイデンティティ」がすべてが変わります。

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↑ ちょこっとだけ、資料をみせちゃいます


大きな、大きな変革となる、リブランディングです。ほぼ全てのメンバーが1年近くに渡ってこのプロジェクトに関わりながら、チーム一丸となって進めてきました。今日、ようやくこれを発表できます。

今回、この2020年というタイミングでリブランディングをする理由はたくさんあるのですが、それは長くなってしまうので、別の記事に書きたいと思います。ざっくり、下記の3つを考え抜いた結果、すべてを新しくすることに決めました。

1つ目は、これからの時代はどういう時代なのか
2つ目は、このままでは旅が広まらないという危機感
3つ目に、それらを考えた時に見直すべきTABIPPOのあり方

発表は、1月下旬を予定しています。楽しみにしてもらえたら、そしてすごく期待してもらえたら嬉しいです。


長くなってきて、弊社のロジカルモンスター・浦川くんに怒られそうなので、このあたりで終わりにしたいと思います。

最後に・・・・


旅の価値を証明したい

この1年くらい、コーポレートアイデンティティの見直すために、自分たちの掲げるビジョンやミッション、バリュー、そして事業や組織のあり方とずっと向き合ってきました。

いろいろと思うことはありますが。いちばん感じているのは、僕らTABIPPOはシンプルに「旅の価値を、信じて疑っていない」のだなと。そこに熱があるし、強さがあるんだなということです。

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旅は、人を幸せにします。
旅は、人を成長させます。
旅は、人を利他にします。


僕らが信じる世界観に向かって。「旅で世界を、もっと素敵に」というビジョンに向かって、2020年は大きく生まれ変わりたいと思っています。

2020年1月7日
株式会社TABIPPO
代表取締役 清水直哉



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