ウェルカムレイン。新しい生活の始まり
ざぁぁーーざぁぁーー。
土砂降りの雨が空港から出ると、「ようこそアイルランドへ」と言わんばかりに、おもてなししてくれた。
行く前に聞いていた典型的なアイルランドの天気だったので、思わず笑ってしまった。しかし、ドバイより緑が多く、空気が美味しく感じた。
ネイティブがどのくらい早く話すのか、また癖が強いと言われるアイリッシュアクセントはどんなものなのかと少し緊張しながら、送迎の人を待っていた。来てくれたのは優しそうなおばさん。
確かに、話すスピードは速かったけれど自分に合わせたレベルで話してくれたので割と聞き取れて、おっ!となったのを覚えている。
その後、この後2ヶ月間住むシェアハウスへと連れて行ってもらい、ハウスメイト、ルームメイトと顔を合わせて、一人のブラジル人に中心地を案内してもらった。その日は日曜だったので、お目当てのSIMカードは買えなかったけれど、なんとなく街の雰囲気を感じ、新たな船出となった。
次の日、初授業のために学校へ向かったが、時間になってもドアが開かないし、何度ベルを鳴らしても反応がない。
後からわかったのだが、その日はバンクホリデーと呼ばれる祝日だった(笑)
気を取り直して、その次の日に学校へ行き、授業スタート。
正直に言うと、先生の話している事が何一つ聞き取れなかった。さらに、他の生徒は自分が来る前から同じクラスで授業を受けていて、すでにできたグループ感があった。自分自身、そこへぐいぐい入っていけるような人間じゃないと言い訳を自分に言い聞かせ、自分の英語力じゃダメだと思い込み、完全に消極的になった。
今思えば、サッカーと同じだな。
最初にどれだけガツンといけるかが最重要だったと思う。
最初の入りでどれだけ自分のペースに持っていけるかが、新しい挑戦や新しい環境へ飛び込むときは、大切になる。
これは、今後のためにしっかり、頭の片隅に置いておき、実践しよう。
そんなこんなで、アイルランド、ダブリンでの生活を始めたわけだが、本当に色々な事があったので、どんどん書いていきます!
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