初の乗馬
ドバイへ入国してから、一週間が経とうとしていた時。
一つの大きな出会いをした。
その男の名はリー。出会いはこんな感じ。
言語学習の大変さを感じながら、学生寮にあるジムで汗を流していたところ、サンドバックと格闘している彼を見つけた。その時は声をかけず、その後、汗を流しきって部屋へ戻ろうとしたら、彼も終わり際で休憩していたので思い切って、声をかけた。
「ハロー、俺はカズ、良かったら友達になろう」
振り返ってみると、とても初々しいな(笑)
でも、当時の英語力ではこれが最善を尽くした結果だったと思う。
正直、なぜ声をかけようと思ったのかは覚えていないけれど、おそらく彼の優しそうな雰囲気を本能と直感で嗅ぎつけたのだろう。当時の自分に言いたい。本当によくやった(笑)
その後ということ、乗馬、実弾射撃、中華料理屋、彼の大学といろいろんなことに誘ってくれたり、他の中国人の友達を紹介してくれたりと、ドバイ生活の中で、彼は僕のゲームチェンジャーとなった。
文字通りはじめての経験をたくさんさせてもらった。特に、実弾射撃を体験した時は興奮が収まらなかったのをよく覚えている。
今でも、たまに連絡を取り合う仲であり、こういった出会いは大切にしないといけないなと本当に思う。ありがとう。
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