父へ、10年越しの弔辞
素敵な弔辞を読んだ。ユーモアと切なさが調和している愛のこもった文章だった。
触発されて、ずっとnoteの下書きに留めていた父への言葉をこれに真似て書かせてもらおうとおもう。
10年前、子どもだったわたしは、火葬されていく父を、ただ空っぽの気持ちで見送った。
葬儀の準備などは全て母がやってくれた。父が死んだことに現実味がなかった。実際、棺桶に入った死んだ父を見ても、ちょっと似てる誰かなのでは?と思ってしまうほどで、焼かれて灰と骨になった父を見ても、何も感じなかった。ただ葬儀場