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【本×自分】自分の喋り方とは

喋り方は環境に依存するものかもしれない。

学校では学校の友達、先生。
職場では同期や上司。

使う言葉も口調も、周囲に影響される。

自分自身の小中高大を振り返ってみても、確かに当時の環境によって喋り方は異なっていると思う。

特に中学校なんかは、少しばかりやんちゃなのに憧れて、汚い言葉を使うのが増えたことを覚えている。

そして今の自分は、職場の人達に少し似てきた気がする。

別にそれが悪いわけではないが、自分の喋り方とは何だろうかと時折感じる。自分の意思で話してはいても、喋り方だけがどうも気になってしまう。

きっとこれからも“自分だけの喋り方”は見いだせないだろう。

しかしそれが正常で、皆誰かの受け売りの重なり合いだと思う。

ということは、関わる人間は選ぶ必要があるのではないか。
特に、自分にとって嫌な喋り方をする人とは距離をとるべきである。

いずれその喋り方は自分に伝染し、自分の周囲を傷つける可能性があるからだ。

「嫌だ」と思うものを避ける生き方も、理にかなったものといえるだろう。

本を読み終えて

今回の本は喋り方に関する本でも何でもなく、小説です。

作中に喋り方の伝染について主人公が考える箇所があり、今回はそれを自分の経験と結びつけてみました。

内容そのものも個人的にかなり好きです。

生き方だったり、人からの見られ方みたいな部分が中心で、独特の世界観がありました。

私はこの本を読むことで、誰かに接するとき、相手を1つの要素だけで判断してはいけないなと改めて気づきました。

「なんか暗そうな人だな…」と感じても、それがその人の本当の姿かは分からないし、とにかく慎重に考える姿勢が大事かなと思います。

言葉にするのは少し難しいですが、良ければお読みいただけると幸いです。

noteをお読みいただき、ありがとうございました。

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