『運動・からだ図解　細胞生物学の基本』の執筆協力をしました

新作です。『運動・からだ図解　細胞生物学の基本』の執筆協力をしました。

運動・からだ図解　細胞生物学の基本

「運動・からだ図解」はシリーズになっていて、医療関係者や医学生、看護学生向けの参考書という位置付けです。栄養学、生化学といった基礎的なところから、触診という臨床に近いところまで、いろいろなジャンルをカバーしています。今回、その中に細胞生物学がラインナップに加わりました。

細胞生物学は、生物のしくみを細胞から見るという学問です。医学というと手術とか臓器とかのイメージがありますが、今や細胞レベルで疾患を理解して、薬は細胞内の分子に作用するものがほとんどです。病気がどんなもので、薬がどんなふうに効くかを知るには、細胞のことを知っておく必要があります。そのための参考書、という位置付けです。

順天堂大学の坂井先生にご監修いただき、私は執筆協力というかたちで関わりました。去年の秋から年末にかけてかなりの時間を費やしました。今回は医療関係の人、大学生が想定読者ということで教科書に準じた内容にして、医療と絡めながらの文章に仕立て上げました。

書店では、医学や看護学の参考書コーナーに並ぶと思います。医療関係者や医学生、看護学生で細胞のことを改めて押さえておきたいという方におすすめです！