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キャラ弁当 / えみさん

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えみ。料理系インスタグラマー。料理・キャラ弁を中心とした投稿で人気を集め、企業からの案件などあらゆる活動を行っている。本業は大工。

今回は素敵な料理・キャラ弁をつくられるえみさんのインタビュー企画です!

えみさんには2019年に行われた、本と羊としまうま展で、カレーとナンのレシピ本を作成頂いたこともあり、インタビューをご依頼。快く取材を引き受けてくださりました。

センスあふれる料理をつくられるえみさん。しまうま取材班は、えみさんのアカウント運営を始めたきっかけや料理をするときの姿勢を伺いました。

衣食住はお任せあれ

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お弁当を本格的につくられるきっかけはなんだったのでしょうか?

元々現場の仕事に持って行くためにお弁当を作っていましたので、お弁当作りは日常の一部でした。娘が高校生のときにキャラ弁をつくったら喜んでくれたのがきっかけで、お弁当つくりに一層ハマってしまいました。

お弁当作りは日常の一部だったのですね。ちなみに現場仕事と仰いましたが、現在のご職業はなんですか?

大工です。新築の家を足場から建てたり、木工をして、引き渡しまでの全てをやっております。

料理だけではなく、家もつくるんですね。大工さんになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

20年前に主人が独立して、その後子どもが大きくなったので今から16年前に私も主人の仕事を手伝うようになったのがきっかけでした。

なるほど。16年ともなるとかなりの数の家を建てられたのでしょうね。

そうですね。もう数十件くらいかな。その中には息子と、娘の家も入っています。

素敵な話ですね。昔からつくることは好きだったのですか?

そうですね。子どもの頃から粘土遊びが好きで、子どもが生まれてからはお弁当、お洋服なんかもつくっています。

正に衣食住コンプリート……本当になんでもつくれるのですね。


緻密な料理を感覚でつくる

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えみさんの料理は可愛らしくもあり、キャラの顔とか一個一個のディテールが凄くしっかりされていますよね。流石本職は大工さんだけあって、職人技だなと思います。

ありがとうございます。

キャラ弁などをつくられる方は事前にスケッチをして構成を考えることもあるみたいですが、えみさんも何か事前準備はされたりしますか?

私の場合は特にスケッチなどもしないで、頭の中で組み立ててあれつくろう、これつくろうと考えます。

あのお弁当や料理を頭の中で組み立てられるなんて凄いですね。ちなみにキャラ弁を作る際、参考にしているインスタグラマーさんや料理家の方などはいらっしゃるんでしょうか?

参考……はあまりないです。たぶんマネされるのは(マネされた側も)良い気分はしないでしょうし、基本は考えついたものをオリジナルの方法で製作しております。

あのクオリティをオリジナルで……製作能力が凄まじいですね。ちなみに料理の師匠などはいらっしゃったのでしょうか?

料理の師匠はおそらくいないですね。小学生のころから銀行員として働く母の手伝いで、料理などの家事全般をしていたので基本独学です。

なるほど。そのため、長い料理経験を得て、今に至ったわけですね。ちなみに今後挑戦していきたい料理などはありますか?

デコ巻という、キャラの顔をでんぶなどでつくった恵方巻をつくりたいです。(金太郎飴みたいに切断面にキャラクターの顔が出てくる料理)

それは面白そうですね!西岡さんのインスタグラムでデコ巻の写真が上がるのを楽しみにしております。

しまうまプリントを使ってみて

PB作品

本と羊としまうま展ではカレーとナンのレシピ集を作って頂きありがとうございました!表紙が可愛くて、とても人気だったことを覚えております。

目立つかなと思ってカレーの本をつくらせて頂きました。初めてレシピ集をつくったので、迷った部分はありましたが反応が良かったのでつくった甲斐がありました。

レシピ集はアプリでつくられたのですか?

そうです、スマホでつくらせて頂きました。

なるほど。ちなみに、普段も弊社フォトブックを利用頂いているとのことですが、どのような仕様を利用されていますか?

詳しくはわからないんですけど、お気に入りの写真が溜まったらバーっとつくるので結構分厚いやつをつくります。サイズは確かA5くらいでした。

初めてつくったときの率直な感想をお聞かせください。

最初につくったときは写真の量がたくさんあったので大変だったんですけど、出来上がりが届いたときは、「凄い、本当に本になっている」と思いました。実物を娘に見せたら、喜んでいて、こっちまで嬉しくなりました。やっぱり紙で見返すのとスマホで見返すのでは、いつもと感じることが違う部分がありますね。

その話を聞けてこちらも嬉しい限りです!今後ともしまうまプリントをよろしくお願いいたします!


インスタグラムで交流する楽しさが継続のコツ

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現在のインスタグラムアカウントはいつ頃始められたのですか?

どれくらいだろう、おそらく5年ほど前になります。それまで全くSNSとかやっていなかったんですけど、娘に「写真載せてみたら?」と言われたのがきっかけですね。始めた当時は今みたいにアカウント運用とか考えないで、取り敢えず料理をつくったら載せるみたいなことをしていました。

5年もやられているんですね!継続のコツはなんでしょうか?

コツって程でもないんですけど、最初のうちはフォロワー100人くらいでも投稿に対して「美味しそう~」とか来るコメントが嬉しくて、やりとりを続けていくうちに気づいたらって感じです。

なるほど。ちなみに現在様々な企業様から案件が来ると思うのですが、初めて案件が来たのはいつ頃なのでしょうか?

フォロワーが1万くらいのころだったので、3年前くらいかな?確か食材を使って、料理をする企画だったんですけど、初めてお声かけして頂いてめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています!

継続の賜物ですね。ちなみに1投稿あたりどのくらい時間がかかるものなんでしょうか?

ものによりますけどお弁当であれば出勤前につくるので、小一時間ぐらい。あとはお休みのときに3つくらい一気につくることもあります。

今までアカウント運用をする上で苦労されたことはありますでしょうか?

始めた当初は主人に「作って載せて何になるの?その時間があったら他に何かしたら?」と言われてしまい、最初の1年間はいつ辞めようか、いつ辞めようかと思っていました。

そうだったんですね。ちなみに現在のえみさんを見てご主人は何と……?

今では、主人が自分から周囲の人に「うちの嫁さんは凄い!」って言うようになっていますね。全然言っていたことと違う、笑。

これも継続の賜物ですね、笑。ちなみに最近では料理系インスタグラマーさんがYouTubeやTikTokなど動画進出するのをよく見かけるのですが、えみさんも考えたりしていますか?

どうですかね。今は仕事とインスタグラムの活動とで、いっぱいいっぱいなので難しいかもしれません。当分の間はアカウント運営を頑張っていこうと思います!

いつか、キャラ弁のつくり方紹介とか見てみたいですね!私事ながらフォローさせて頂いたので、これからも投稿楽しみにしております!


えみさんのインスタグラムアカウントはこちらから。
しまうまプリントはこちらから。


最後まで読んで頂きありがとうございます!文章を読んで少しでもほっこりしてくれたら嬉しい限りです。