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プラバン作家 / しばさおりさん

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しばさおり。東京都で活動するプラバン作家・絵描き。著書「プラバンで作るステキなお花のアクセサリー」やセリアで発売されているアミファダイカットプラバンシリーズの監修など幅広く活動している。

しばさんは素敵なお花をプラバンから作られる作家さんです。Twitter企画、「#私が写真集をつくるなら」をきっかけに弊社フォトブックを知り、作成した写真集を投稿していただきました。

プラバンでできたとは思えない素敵な作品やアクセサリーを創作するしばさん。今回のインタビューにて創作への思いと、出版への思いを語ってくれました。

イラストレーターから立体物の表現へ

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プラバンはいつから始めたのですか?

7年程前にあるデザイナーさんのプラバン書籍に出会って立体的なお花が作れることに衝撃を受けました。たまたまその直後にデザイナーさんのワークショップを体験することができ、その時の面白さに更に衝撃を受けて作り続けて今に至ります。

その前までは何か創作のお仕事はされていましたか?

専門学校でグラフィックデザインを学んだ後、デザイナーになろうと思っていたんですけど、色々あってファストフード店で社員を目指すようになりました。わずかの間ですが、店舗責任者として勤めさせていただいたこともあります。

そこから創作のお仕事をはじめた経緯をお聞かせください。

ファストフード店で働いていた頃も、絵を描いて共同の展示会に作品を出展したり、店長が理解ある方で店舗に絵を飾っていただくなど活動は続けていました。結婚と出産をして、お店からお休みをいただいたときに職場復帰するか悩んでいたんですけど、店長から「あなたは絵を描き続けなさい」と背中を押され、ファストフード店は退職いたしました。あとは、少しのブランクを経て、プラバンに出会ったという流れになります。

元々はデザインなど平面から、プラバンという立体物に表現方法を移行したのですね。そこに、至るまでに何か苦労はありましたか?

どちらかというとイラストをメインで作成していたときは、精神を削り取るみたいな感覚で描くたび苦労していたんですけど、プラバンは自分と相性が良かったのか、凄いサクサク、コンスタントに表現ができたので楽しさが上回っていました。正直イラストを描く仕事から、立体物で表現する仕事につくとは思ってもいなかったです。

人生何があるか分かりませんね。しばさんにとってプラバンの魅力をお教えください。

魅力が多くて一言では語れないですね。やすりをかけることによって生まれる優しい透け感、油性ペンを使った自由な着色、細かな筋彫り、手作業で生まれる微妙な曲線の違い、同じものはない1点ものの作品達。プラバンでは少ない作業時間で創作できて、手軽なんですけど、とても奥深く時間を忘れて没頭してしまいます。

作家として、世に発信する

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しばさんはSNS活動の方も注力してやられていますよね。SNS活動はいつ頃から本格的に始められたのですか?

本格的に始めたのはインスタグラムが7年前くらい、Twitterが6年前くらいですかね。元々、プライベートアカウントとして子育ての様子とか最初載せていました。あるときからイラストを載せ始め、色んな人からコメントもらえるようになってから作品だけを載せる方向に切り替えました。

投稿されている写真がとても綺麗で思わず見入ってしまいます。

ありがとうございます。写真投稿するときは作品の統一感を大事にしていて、特にインスタグラムはギャラリーとして機能していればなと思って、最初に見える9枚の構図とかも意識して投稿しています

意識されているのとても伝わります。個人の作家さんがSNSでフォロワーさんを増やすコツなどあるのでしょうか?

あまり大したことは言えないのですけど、やはりコツコツ続けることですね。そうすればファンの方がついてきてくれたり、お仕事の依頼もいただくこともあります。初めて、共著の依頼をいただいたときも出版社の方が、「SNSの写真が綺麗で、お声かけさせていただきました!」と仰っていたので、SNSやってみて良かったなというのを覚えています。

本当にチャンスが広がるという意味で、SNSは個人で創作活動をされる方に必須のツールですね。

出版への思い

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今一番、集中的に取り組んでいることお教えください。

今現在は、私自身の技術やプラバンの作り方を掲載した自費出版本を作成することに注力しています。Creema SPRINGSさんの協力の元、クラウドファンディングで資金を集める手筈を整えている所です。

クラウドファンディングですか。それは準備が大変そうですね。

そうですね。写真撮影はいつも撮影頂いているカメラマンさんにお願いするのですが、それ以外の宣伝活動や、お知らせなどの文言、デザインは全て1人で準備しなくてはいけないので少しいつもより忙しめです。

なぜ自費出版をしようという考えに至ったのですか?

元々プラバンをワークショップにて教えさせていただく機会があったんですけど、自粛により中止になってしまい人に技術を伝えることが難しくなりました。そんな今までに体験したことない中で、自分の技術をどうまとめて、伝えていこうかなと考えていたときにCreema様からクラウドファンディングのお話をいただいたので、「それなら自費出版をしてみよう」と思い至りました。

自費出版は初めての試みですか?

いいえ。実は、プラバン活動を始めた頃に自費出版で書籍を出したことがあります。なんというか、本を出して自分の世界観を表現したら、出版社の方から声をいただいたり、今の活動に繋がるきっかけになったので、今もう一度技術力が上がった中で自分の世界観を表現してみたいと思いました。

世界観をもう一度、再認識したいといった所でしょうか?

そうですね。とりあえず、頑張ってみようと思います。

しまうまプリントについて

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弊社サービスを利用した率直なご意見をお聞かせください。

今まで写真集をメーカーさんに依頼したことが無くて、どういう感じかなと試しに作ったんですけど、想像以上に綺麗に仕上がっていて感動しました。レイアウトも豊富で、そこに写真を当てはめるだけで素敵な仕上がりになるので、今ではとても重宝しております。

ありがとうございます。ちなみに仕様は何をご利用されましたか?

A5サイズスタンダードの96ページです。写真は250枚くらい入れて、「青い花」をテーマに写真集をつくろうかなと思っております。

けっこうな大作ですね!ご利用用途をお伺いしてもよろしいでしょうか?

クラウドファンディングのリターンとして利用させていただこうかなと考えております。オリジナルの写真集でプラバンの魅力をもっと広められたたらなと思います。

リターンとして使用していただけるとは……この度はご利用いただきありがとうございます。なにかお手伝いできることがありましたら、いつでもお申し付けください。

はい、ぜひご連絡させていただきます!

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