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広島・島根講座第1回目「自分の心に耳を傾け、仲間と対話する」

こんにちは、修了生スタッフの川本(東京講座6期)です。
先日行われた、しまコトアカデミー広島・島根講座第1回目の様子をお伝えします。
広島・島根講座は今までオンラインで行われていましたが、リアル開催は初めてになります。
総勢30名ほどが江津のカフェ「蔵庭」の会場に集まりました。

会場となった江津のカフェ、蔵庭

講座を通して仲良くなる仲間たちに、自己紹介。

ランチをいただく前に、受講生の自己紹介。一人一人、講座に参加した想いを語ります。
「これから何か始めるタイミングでしまコトを見つけた」
「Uターンして新しいことにチャレンジしたい」
「大好きな島根をもっと知りたい、地域をもう一度見つめ直したい」
など、受講のきっかけはさまざま。初対面の仲間に少し緊張しつつ、これからの講座に期待を弾ませていました。

まず、お互いを知るために受講生全員の自己紹介。
当日楽しまれた、蔵庭のランチ

島根を知る、自分の関わりしろを考える、インプットの時間。

ランチをいただいた後、ふるさと島根定住財団の原早紀子さんによる、島根県を取り巻く概況のお話です。
ご自身もしまコト東京講座2期生。島根県の人口減少に課題を感じながらも、関係人口マッチング・交流サイト「しまっち!」という、旅行でもない、移住でもない新たな関わり方を提案しているメディアの活用など、ポジティブな話題も話されました。親近感が湧いたのは、庭で採れる果物を活用する話。身近な島根暮らしの話も交え、わかりやすくお話されました。

ふるさと島根定住財団の原早紀子さん

続いて講座メンターの竹内希さん桐山尚子さんの自己紹介です。
メンターの一人、竹内さんはしまコト東京講座3期生で群馬県出身のIターン。江津の「てごねっと石見」で様々な方々のやりたいことを伴走する立場から、「エンターテインメントはまちを救う」をキーワードに江津で自ら新しい会社を立ち上げ、ご活躍されています。

もう一人のメンター、桐山さんは埼玉県出身のIターン。松江市の古民家複合施設の立ち上げなどに関わっており、「自分らしい暮らしの作り方と持続可能な地域の未来づくり」をテーマに起業し、松江を中心にご活躍されています。
お二人とも、受講生の疑問や悩みに寄り添い、自分らしい島根との関わり方を探す伴走してくださる、頼もしい存在です。

メンターの竹内希さん(左)、桐山尚子さん(右)

白い紙に向かって自分を見つめ直す作業。

次に、個人ワーク、自分の関心ごとやこれまでの経験などを書く「自分の現在地シート」の作成にかかります。
このシート作成は、後のグループワークで同じ価値観を持つ相手探しや対話も目的ですが、まず「わたし」という存在はどんな時にゴキゲンな状態でいられるのか、
自分を考察して真っ白な紙に落とし込んでみるのが重要な作業です。
スラスラ書ける人、書き出すきっかけが掴めない人。書き方も皆それぞれで個性が出ます。
書きかけの紙を少し覗かせてもらうと、「自分の現在地シート」には大切な「自分の内なる言葉たち」が端々に書かれてありました。

「自分の現在地シート」に取り組む受講生

「自分の内なる言葉」を相手に伝える。

個人ワークの次はグループワークに入ります。
先ほど記入したシートを6人一組で、一人ずつ各テーブルで共有します。
発表する側、聞き役側、それぞれ意見や感想を出し合って話します。皆さん、聞く姿勢がとても立派な方が多く、見ている方も感心するほどでした。
今回、受講生皆さんが体験した、日常から離れて自分の心に耳を傾け、相手と対話を重ねるという時間。もちろん、この場で対話の答えを出すのは難しいですが、講座を離れて各々の日常に戻った瞬間、必ずヒントになると思います。

グループ対話される受講生

広島・島根講座のワクワクする「これから」

講座の最後の方は、受講生お互いうちとけ合い、とても穏やかな顔になって帰られました。
今回の広島・島根講座では、広島県×島根県でコラボし、チームでコトを起こすことを目標としています。
「自分の内なる言葉」のキャッチボールをじっくり行い、初回から良いチームワークを築けた受講生の皆さん。
広島・島根講座の「これから」が楽しみなひとときでした。