見出し画像

広島・島根講座第4回目『わたしのやりたいことの具体化、かかわりしろをつくる』

こんにちは、今回突然サポート参加させていただいた三井です。

広島・島根講座も第4回目を迎えて、次回は参加者の皆さんがそれぞれの自分のプロジェクトを発表する予定です。できるだけ現場の空気感を再現してリポートし、読者の皆さまに少しでもありのままの【しまことアカデミー】をお届けできれば幸いです。

講座前から素敵なごenn

今回の会場は、島根県浜田市にある『enn』です。講座の前に三浦さんの案内で『enn(ennLabも含む)』の施設見学会がスタート!

ennとennLabについて熱心に説明する三浦さん
ワクワクしながら見学へGO♪

『enn』は、シマネプロモーションの本社でもあり、「新しい“交響”の場」をテーマに築約100年になる旧家の一角をリノベーションしたコワーキングスペースになります。

また、ennと同じ並びにある旧ふすま屋をリノベーションしてつくったenn Lab(ラボ)は、LAAVUやYUTTEだけでなく、アーティストのショップや助産院の集合商業施設で、素敵なモノ、コト、ヒトにすっかり魅了されました。

ennLabには素敵なお店がズラリ!
ついつい時間を忘れてしまう見学会でした~

三浦さんからの学び

シマネプロモーション等の活動についてのレクチャー
真剣に耳を傾け、メモを取る参加者さん

三浦さんがまちに関わるスタンスとして、「自分たちでできること・やりたいことは与えられた役割の元で、仲間を集めて形にする」とおっしゃっていたとおり、多岐にわたる活動や働き方は、まさに『クリエイティブ』そのものでした。参加者さんからの質問は、どうやって自分のやりたいことを形にするのか、どうやって周りとのかかわりしろをつくるのか等、プロモーションに関する質問が多く、プロジェクトの参考となるヒントとなる話ばかりでした。

一つ印象的な質問をご紹介します。
参加者さんからの問い。
「どうやってプロモーションをデザインされるのですか。」
三浦さんは静かに答えました。
「これには2つの『とかす』があります。」
「一つは、分解の『解かす』。もう一つは、溶解の『溶かす』です。」
「やりたいことやできることを分解していくことと、分解したことをうまく混ぜ合わせていく。ミックスジュースのようにそれぞれの良さを失うことなく新しいものを生み出すことを大切にしています。」

とかすことが大切!

わたしのやりたいことワーク

いよいよ、自分と島根のかかわりしろ、仲間とのかかわりしろを考えるワークの時間へ。まず、各自でワークシートを記入します。その後、ワークシートを踏まえて、コラボできる人を探したり、グループで発表を共有したり、参加同士でフィードバックしたり、メンターに相談したり、交流しながらブラッシュアップしていきました。

少し一人になって考え込んだり、他の参加者さんと壁打ちをしながらワークシートに書き込んだり、「それ、私の地域でもあります!」と苦労を分かち合ったり、「えー!すごい!私もやりたいです。」と楽しく盛り上がったり、交流と共に参加者さんそれぞれのマイプロジェクトが深め合いながら時間はあっという間に過ぎていきました・・・。

やりたいことに向き合う
新しい気づきが生まれることも
交流の中でブラッシュアップ

次回に向けて

今回ゲストの三浦さん、そして、メンターの竹内さん、桐山さんからそれぞれ参加者さんに向けて熱く温かいエールを送り、盛大の中、第3回目は無事終了となりました。

温かいエールを送る三浦さん

次回は、いよいよ最終回であり、プロジェクトの発表会です。これまでのインプットやしまコトコミュニティのつながりから、どんな面白いプロジェクトやユニークなプロジェクトが飛び出てくるのかは、次号のお楽しみに!

蛇足

ゲストの三浦さんは、パラレルなキャリアで島根と東京を往復しながら、プロデューサー、市議会議員、社会教育士でもあります。東京講座のメンターとしても活躍されているので、ぜひそちらのnoteもチェックしてみてください。

皆さんが創りたい空間について、今回の会場であるennのコンセプトを参考としてご紹介しておきます。
【縁】人との繋がりが生まれる場所 
【円】ビジネスが生まれる場所
【宴】楽しいことがはじまる場所
【園】いろんなことを考える人が集う場所

今回のサポーターとして感じたことは、「創造的な楽しさは、面白いかけ算で生まれ、納得感が宿る」という学びでした。少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。