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OKRを設定しよう

OKRとは・・・
OKRとは目標の設定・管理方法のひとつで、Objectives and Key Results(目標と主要な結果)の略語です。有名なインテル社で誕生し、GoogleやFacebookなど、シリコンバレーの有名企業が取り入れていると言われています。メリットとして、自分の目標が会社の目標に繋がっていることを実感しやすい点でしょうか?OKRのゴールはすべての従業員が同じ方向を向いて、明確に優先順位を持って、一定のペースで計画を進行することとされています。高い頻度で設定、追跡、再評価を実施する必要があります。

結局頑張っても会社や上司の評価に繋がらないトンチンカンな結果になってしまったという経験や、マネージャークラスの方も部下が思った通りに成果を出してくれなかったとかあると思います。OKRを設定することのメリットとしては以下があります。

①企業のビジョンに沿った目標を、メンバーに示すことができる
②メンバーが「何を期待されているか」がわかりやすい
③目標に対する進捗を定期的に振り返るので、進捗管理が明確になる
④常に重要なゴールを意識でき、成果の小さい目標に捉われなくなる

自分が管理者の立場であれば、明確な目標設定は必須です。
現場の最前線の方であれば、目標の確認は必須です。
ここでしっかりとお互いのコミュニケーションが大切になります。目標や評価面談はされていると思うのですが、会社の想いと管理者の想い、メンバーの想いが一致していないことは結構あるので、設定の時間は十分に取って擦り合わせる必要があります。

ここでは、対会社や対上司と言った内容になっていますが、プライベートで自身の夢や目標達成にも十分使えますので、特に個人でやる場合は自分でコントロールできるので成果が出しやすくなると思います!



◆OKR成功の条件

では、具体的にどうやって設定していくべきでしょうか?

①大きな視点での戦略を測定可能な目標と組み合わせる

目標:売上○○○円!
    来店人数◇◇◇人!
    一人当たり単価△△△円!    

②ワクワクする野望を掲げる
 達成度が70%くらいのものが良いOKRと言われています。
 ちょっと遊び心があってワクワクするけど難しい目標。

目標:世界の全首都に店舗を拡大する!
    アジア全域
    欧州全域
    人口上位50か国

③全員が参加する
全員がしっかりと参加し、定期的にお互いで振り返りをする

④OKRを評価に使わない
評価に連動させないことで、メンバーが正直にフィードバックできる

⑤最大成果が出る目標に絞る
全体最適や、広い範囲での成果は求めず、特別に力を入れるポイントに絞っていくこと


◆SMART

目標設定するときの定番フレームワークです。
これは意外と全部網羅できている目標って少なかったりしますので、漏れがないか確認しておくのはポイントです。ここはまさしく個人でもめちゃくちゃ有効ですので、意識して目標設定して頂ければと思います。

【S】Specific 具体的
何に取り組むのかが明確に誰でも理解できること。「?」がつくところはトコトン突き詰めて明確に明示する必要があります。

【M】Measurable 測定可能
数値化出来て、計測ができること。数値化しにくいものも量にするとか、単位を変換すると考えやすくなります。必ずしも個数やお金ではないと思います。

【A】Attainable 達成可能
頑張ったら達成できる丁度良いあんばいの目標を設定する。(簡単すぎても難し過ぎてもダメ)まぁ、それが一番難しいのかもしれませんね。自分の傾向として甘目なのか、厳しめなのか周りの方にアドバイスをもらうのも良いかもしれません。

【R】Relevant 関連性
会社や組織、チームの目標に関連している。当然ですね。ここがズレていないかの確認は必須です。

【T】Time-bound 期限
期限を向けて期限までに達成すること。あんなこといいな、できたらいいな。(ドラえもんではない)ではなく、「いつか」ではなく、「いつ」そうなりたいのかを明確にしましょう。


◆OとKRの違いを意識して

結局大きな目標から逆算して考えないと、自分の目の前のタスクに落とし込まれませんので、目標の上位から考えていきましょう。

O(目標)を設定する上でのポイント

・定量的である必要ありません。定性的な目標でも可
・「野心的な」目標を設定すること
・自分では「直接的に」コントロールができないもの
・会社の目標や、他のチーム目標などと整合性がとれている


KR(成果指標)を設定する上でのポイント

・定量的(納期、指標などの数値が入っている)でなければならない
・自分でコントロール可能なものを選ぶ
・「普通にできる」ことはNG(それはただのTo Do)
・やや達成困難で、少し不安になるくらいの数値を設定すること


組織やチームでOKRを設定するには、仲間の理解と進め方を共有してからでないと進めるのは難しいです。まずはメンバーと徹底的に話し合いを行って、納得感のある目標と数値管理をしていきましょう!

また、成果が上がっているか、成果を上げるためにどうしたら良いかは過去記事でも紹介していますので、参考にして頂ければと思います。



また、プライベートで必要になってくるのは、SMARTの部分だと思いますので、ぜひぜひ参考にして頂ければと思います。僕も会社でOKRを運用してみようと開始し始めたところですので、実際の経験としてまたみなさんに共有していきたいと思います。

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それでは今日はここまで!チャオ!!


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