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足首の背屈の硬さは筋肉だけの問題ではない

どうも!

パーソナルトレーナーの島袋です!

※先にお伝えしておきますが、こちらの記事の内容は運動指導者向けに書いてありますので、専門用語を多く使っています。


足首の背屈の硬さでストレッチした方が良い筋肉と言ったら

・腓腹筋
・ヒラメ筋

が真っ先に思いつくかと!

しかし、ふくらはぎにアプローチしても

全く変わらない

という方も現場でいらっしゃるのではないのでしょうか?

・これは筋膜が硬いから

だからボールやフォームローラーでグリグリしましょう!

などと片付けていたりしませんか?

グリグリすればなんでも良いと思っていませんか?


これは中高年者ががよく病院に行った時に医者から

「年ですね」

と言っているのと同じです。


筋肉、筋膜だけが足首の背屈の制限因子ではありません。


関節を形成している骨も大きく関わってきます!!


1.背屈制限と距骨の動き


足趾の骨はすべて把握しているでしょうか?

その中でも「距骨」は

足趾の骨は足首を動かす際には要石にあたります。

足首を背屈するときに、距骨は奥の空いているスペースに

滑り込み移動します。

※アキレス腱側に移動。

この距骨の滑り込む移動によって足首の背屈はスムーズに行えるのです。

私ではないですが、youtube内でもトレーナーがアプローチなんかも紹介していたりするので

このことを知らないというフィットネスインストラクターさんやパーソナルトレーナーさんは残念ながら知識不足です。

今の知識で満足しているならすでに一歩二歩遅れています。

先に進んでいる方は勉強して、自分で臨床を繰り返してお客様に提供してます。


2.足関節背屈と脛腓関節の動き


距骨以外にも

脛骨と腓骨から成り立つ脛腓関節も足首の背屈には重要な役割をしてます。

脛腓関節は「近位脛腓関節」と「遠位脛腓関節」の2つあります。

近位脛腓関節

遠位脛腓関節


それぞれ距骨と同じように動くのですが、

近位脛腓関節にポイントを絞ります。

近位脛腓関節の腓骨は写真のように斜め上に移動します。

大腿骨

近位脛腓関節が動くことで、距骨の先ほど説明した移動がしやすくなります。

解剖学的に動くならもちろんアプローチのやり方もあります!!

足首の背屈を良くするために

・筋肉
・筋膜

のアプローチだけで満足するのか

それとも新たな勉強を行い、アプローチ方法を増やして改善率を上げるのか


決めるのはあなたですが


私は同業者に負けたくないので勉強します。

だって好きなお仕事をこれからも続けたいですから!!!!

どんどん同業者は増えてます!!

あなたは生き残る為の対策立ててますか??


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