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日々育児 別れの時

3月15日 こんにちは!育児落莫中のshimaikuです。今日も曇り空ですが、太陽が出てきて、元気が湧いてきた!そんな朝でした。

今日の息子、なかなか起きてこない。暗いと、起きれないよね、月曜日だし。しかし、もうすぐ春休み。今日は、午前中で帰ってくる。「おはよう、起きないの?今日は午前中だよ、ご飯電車が来たよ」「やった!そうだった。きょうは、ごんどう じゃなくて はやいでんしゃがいいな」

なんだって?ごんどう?はやいでんしゃ?「あ!鈍行(どんこう)ね、じゃ今日は、新幹線でいこう」息子を抱っこして、ピューっと足早に移動する。「はやいね〜」「ご飯駅到着」

書いていて、ふと思う。「鈍行列車って、一般的に使う言葉なのかな?」母がよく使っていたので、鈍行列車、汽車という古い言葉が、今でも出てきてしまう。息子には、「でんしゃ でしょ?」と言われる。因みに、鈍行列車とは、快速や急行列車ではなく普通列車、各駅停車のゆっくり走る電車の事です。脱線してしまった。電車だけに。

春はお別れの時です

幼稚園バスを待つ時、ひとつ上、年長さんの女の子がいつも一緒だった。去年引っ越してきて、朝の挨拶、雑談程度、プライベートでも仲が良かった訳ではないのだけれども、優しいお母さんと女の子。私も、息子も助けられていた。その子がいるから、息子は、バスに乗るのが楽しそうだった。「きょうは、ぼくのほうが はやかったね」どっちが先にくるか、競い合ったりしていた。

今日は、お母さんが、女の子の写真を撮影していた。「あ、そうか、明日、卒園式だ」幼稚園最後の登園、幼稚園バスを撮影していたのだ。いつもはいない、お父さんも一緒にお見送りに来ていた。

息子はまだ、卒園ではないので、どこか他人事のように思っていた。急に、寂しく悲しくなってしまった。「そうか、明日、卒園式ですね。今日で最後なんだね、一年間一緒に通ってくれてありがとうね」最後の幼稚園バスだったのだ。なんだか、泣きそうになってしまった。「いえいえこちらこそ、ありがとうございました。これ、どうぞ」素敵な可愛らしいプレゼントまで、もらってしまった。優しいお心遣いに、ありがとうがあふれて、また泣きそうになる。

「プレゼントとか、そんな事、全然考えられなかったな」反省した。素敵なご家族で、優しいお母さんだった。私も、心遣いができる人になりたい!ぼーっと生きてんじゃないわよ!と怒られた気分である。機会があったら、私も何かお礼がしたい、必ずお返しします。

年長さんになった息子がバスに乗る時、今度は、小学校に通う女の子を見かけると思う。二度と会えなくなる訳じゃないのに、すぐに会えるのに。

成長するって事は、嬉しい楽しい、だけじゃなくて、寂しい悲しい、春のあたたかな風とともに、そんな気持ちも運んでくる。

ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!