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身体も商売も止まったら・・・終わる。もちろんマグロも・・・


 上海ではパーソナルトレナーをつけて、週2回筋トレをしていました。「ビック3で400㎏超えたら、マシンを使ってトレーニングしましょう。」が口癖の素敵な先生でした。

 生き馬の目を抜く中国ビジネスに身を置く私にとって、筋トレは仕事から解放される大切な時間でした。

 もちろん、トレーニングにも真剣に取り組みました。ビック3で400㎏は達成できませんでしたが、ベンチ90㎏、スクワット130kg、デットリフト130㎏のTOTAL350㎏を上げるまでなっていました。当時、小さいおっさんの私は体重が60㎏ありませんでした。まあまあの成績だと思います。

 筋トレは自己肯定感を高めてくれます。なぜなら、取り組めば必ず結果が付いてくるからです。成長に個人差はあっても、筋肉は裏切りません。コツコツと継続すれば、健康な身体と自信が得られるのです。取り組まない理由がありません。

 でも、やめちゃったんです。3年間取り組んだ筋トレを日本に帰国してからは一度もやっていません。止めると身体はあっという間に衰えます。あっという間です。鍛えるのはあんなに時間が必要なのに、失うのは……。ずんぐりなおっさんは、ダルダルなおっさんに変身してしまいました。

 筋トレ時の写真を見返して反省しています。言い訳できません。自分の身体に対して無責任です。衰えた身体は、生活習慣の乱れ、食生活の乱れ、自己肯定感の乱れです。もう一度、自身の身体と向き合う必要がありそうです。 

 忘れていました。筋トレと商売は同じです。コツコツやるしかありません。王道はないのです。少し頑張ったくらいで結果がでるほど、あまい世界ではありません。衰えた身体を直視しながら、商売への取り組み方を再構築します。

 コツコツとコツコツと……とにかく継続です。継続しかありません。どんな想いもどんな業態も継続することによってのみ世に認められます。「鮪のシマハラ」には圧倒的知ってもらう努力が必要です。

 きれいごとではなく社長の仕事は集客です。私にとっての集客は、「鮪のシマハラ」を一人でも多くの方に知ってもらうことです。どんな形でもよいのです。強烈なアンチすら熱烈歓迎です。

 止まれません。商売もマグロも。止まったらあっという間に忘れ去られてしまいます。「鮪のシマハラ」が終わってしまうのです。「基本に忠実だった店だけが頭角を現し生き残る。」基本を繰り返します。

 発信もやめません。SNSは無料でできる最高の販促ツールです。駆け出しの私が取り組まない理由がありません。見ず知らずの方から「あのめんどくさい島原さんですか。」と声を掛けられるまで、私の発信は続きます。継続です。呪文のように継続です。

 手前みそのマグロ愛をゴリゴリの営業で押し売りしていく。やはりこうでないと。待っているのは性に合いません。攻める居酒屋「鮪のシマハラ」は、SNS上ではゴリゴリのマッチョを目指します。


追伸 筋トレやめた訳ですか?もちろん、妻から「チビのゴリマッチョとか、絶対無理。」と言われたからですよ。爆笑。


 


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