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神保町本店 12月商656万円 FL55.6%アフターコロナに思う。№154

 オミクロン株が気になりますが、私たちのアフターコロナは始まっています。12月の月次作業が完了したので、まずコロナ前から営業している本店の現状をポストします。

月商6,564,858円

原価32.3%

人件費23.3%

2020年度比180% 2019年度比88%

 コロナの影響を受ける前の2019年度比ではまだまだですが、かなり調子を取り戻しています。コロナ禍で忘年会特需がないことを考えれば悪くない数字だと思います。

 そして特筆すべきはFLコストです。FLコストを55%に寄せたことが、メンバーの大きな自信につながっています。

 私たちのコロナ禍での活動は無駄ではありませんでした。想定外の事態にも耐えうる強い業態をつくる。原価35%人件費20%を目標に固定費削減に徹底的に取り組みました。

 特に原価に大きな影響を与えるマグロの取り扱いはゼロから見直しました。あえて仕入れ値が高いアイルランド産天然本マグロをメニューの中心に据えることや加工の工程を見直すこと。仲卸さんの協力を得てやれることはすべてやりました。

 マグロのクオリティを下げることなく原価の圧縮に成功した、そう確信しています。いや、むしろマグロのクオリティは上がっている。現場で接客をして、それを感じることができます。何と言ってもアイルランド産天然本マグロをメインに据えているのですから。自信を持って美味いと言いきれます。

 ちなみに最も勢いがあり745万円を売り上げた2019年度12月の原価率は46%でした。仲間の頑張りには感謝しかありません。

 そして人件費もオペレーションや座席・什器配置を見直すことで削減に成功しています、サービスクオリティも維持できています。「鮪のシマハラ」が徹底的にこだわる、「すべてのドリンクを3分以内に提供」も神保町本店に関しては達成されています。

 神保町本店の家賃は475,000円なので、Rコストは7.2%です。そうです

FLRコストで62.8 % なのです。

「鮪のシマハラ」は十分利益がだせる業態に育っています。3月までに、神保町本店を高収益の繁盛店にします。

 ただ良い話ばかりではありません。コロナ禍でオープンした水道橋店、大手町店が大苦戦しています。もちろん数字は包み隠さず全部公開です。しんどいこちらの成績は次回ポストします。

 鮪のシマハラ 今年もよろしくお願いします。







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