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絵馬を読む、だけでは終わらない

ここは弟と母と一緒に訪れた宮崎の青島神宮です。
ちょうど誰も他に人はおらず、静かな境内をゆっくりと散策しました。
原生林が茂り、波の音が聞こえ、ほのかに潮の香りがします。

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両脇に掛けられた絵馬の壁を通る時に、ついつい人様のお願い事を読んでしまいました。これは読んだら失礼なのかな?

この中にいくつか英文で書かれていた絵馬がありました。
一つは英語の試験に合格して留学したい、みたいなお願いでした。
一生懸命書いたのがわかる、かわいい文章でした。

でもね、ついね、目に入ると添削するんですよ、パパッと頭の中で。

職業病なので許して欲しいのですが、ささっとその文章に赤ペンを入れ、正しい語順に直して、コメントをいれるのです、頭の中で。

文章はきちんと受け手に意味が伝わればいいのです。
文法がちょっとくらい違っても、スペルミスがあっても、時制が間違っててもいいんです、ちゃんと受け手が書き手の意図を正しく理解できれば。

文法的に正しい文章がいい文章とは限らないのです。本当です。

なのに自分は正しくしようとしてしまう。治したい病気です。

あの絵馬の人、試験合格したかな。ごめんね勝手に添削して。

シマフィー

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