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え?そうだったの?

アメリカ人の夫とアメリカ東海岸で暮らす、我が家の公用語は日本語です。映画やネットで読む記事などは日本語も英語もどっちもありですが、二人で(子無しです)の会話は99%が日本語です。というのも、彼にとっては私しか日本語を話す相手がいないので、日本語維持のためにそうなっています。

互いの言語を話すと、これは英語で(もしくは日本語で)何というのかな、という疑問も出ますし、これはきちんとした訳ができないな、という場面にも出くわします。前にも記事にしたオノマトペや感情、味の表現、などその文化や歴史背景が言葉に大きな影響を与えています。

 更にはどちらの言語にも存在するのですが、〇〇という名なのに〇〇ではない、という単語に割と多く遭遇します。その度にちゃんとした名前つけてくれ〜と二人してイガイガした気持ちになると同時にこの名前になるにはどんな背景や歴史があったのかを調べたりもしています。言葉って本当に面白い!

アライグマは熊ではない。
スズランは蘭ではない。
アリクイは蟻以外も食べる。
靴下は靴の内側・中に履く。
茶碗に入れるのはご飯。
歯磨き粉はペーストだ。
コバンザメはサメじゃない。

こんな んんん? と思う名前はあちこちに潜んでいると思います。もちろん英語でもたくさんあります!

Killer Whale (オルカ)はWhale (クジラ)じゃない、イルカ。
Starfish(ヒトデ)は fishじゃない。
Firefly(蛍)は fly (ハエ)じゃなくて甲虫。
Mantis shrimp (シャコ)はMantis(カマキリ)でもshrimp(エビ)でもない。
Bald(ハゲ) eagle はハゲてないし、“ハゲタカ”じゃないよ、ハクトウワシ(ハゲタカはvulture)これはダブルで難しい。
Coconutもpeanutsもナッツじゃないよ。カシューナッツも違うよ!
Soy sauce (醤油)にはsoy(大豆)以外に小麦も入ってるよ。
Lily of the valley (スズラン)はlily (ユリ)じゃないよ。←おい、すずらん!

ちなみにシマフィー は本当はシマリスでもアルフィーでもなく、シマリス3匹のアルフィーでもなく、高見沢さんに飼われてるシマリスでもないです(知ってた?)

立ち止まってよくよく考えてみると え?そうだったの?

そんな言葉、そこら中にあふれてます。見つけると楽しいです!

シマフィー 


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