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シマ先生〜今年は歴史教えなくていいです〜

↑ と、校長先生から連絡が入った。今日の昼。

我が校は小さな私立の進学校だがとてつもなく自由だ(*アメリカの東です)。教師は一教科を専門で担当する人もいれば、複数の分野を教える人もいる。そして私の様に毎年ルーレットの様に何かが振り当てられる教師もいる。選択科目なら自分の得意分野や興味のあるものを提案し採用されれば、専門以外のもの教えることが出来るし、その内容もわりとぶっ飛んでいる。

今年の選択科目一覧を見てみるとスタンダードな 哲学入門 やら 中世の美術史 やら 海洋生物学 なんかに混じって 宇宙人は存在するか(天文学)ロックンロールとファッション(歴史文化)やら 殺人植物(自然科学)なんかのタイトルが並んでいる。私も今年は新しい選択科目、猫と人が滅ぼした世界(歴史・自然科学)を教える予定だ。

ここ何年かは2足のわらじで世界史と科学を担当してきたのだが、どうやら新しく入った先生が歴史が専門で、それしか教えたくない人らしい。そのせいで、まるでパズルのピースをチャカチャカと動かす様に担当科目・教師が入れ替わり、私はもう歴史を教えなくてよくなった。まぁそれはいいんだけれど、新学期があとひと月で始まるのに今頃変えるのはどうなの、とも思う。

で、本年度の担当は従来通りの科学とここ何年も教えていなかった英文学になった。

”シマ先生、文学教えるの好きでしょう〜よかったね〜” と校長はさも私が志願した様に言ったが、歴史を教える方が断然好きだ。文学も好きは好きだけどさぁ。

授業で使う本はもう何年も前に読んだっきりであまり記憶にもない。来週いっぱいの短い夏休みでなんとか読んで、レッスンプランを立てねばならない。

新しい教科でワクワクするけど、めーーーんどーーーーくさーーーーーーーい!

明日から気合を入れてアルフィー聴きながらw頑張ります。

シマフィー 

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