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アメリカ生活:シマリスのだいたい今

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最近のお話をまとめました。シマリス界では最近とはだいたいここ10年以内のことです。
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#庭

君の名は:シマリス編

シマリスを手厚く保護している(=甘やかし放題している)私ら夫婦(*アメリカ東に在住です)。 この季節になると庭には毎年7−8匹のシマがうろちょろしている。 彼らはナワバリ意識が強く、鉢合わせすると団子になってゴロゴロするほどに喧嘩をするのでなるべく誰も周りにいない時を見計らってヒマワリの種をあげている。 大抵は耳が切れていたり、しっぽやお尻に特徴があったりするので、ちゃんと見分けがついているものには名前をつけ、どの穴に帰っていくかも把握している。 野生の個体の寿命は2−3

うちの庭ニュース:ピンクと緑

桜が散って寂しいなぁ〜と思う間もなく、次々と新しいピンクの花が咲いて来ます。(*アメリカ東に在住です) 黄色も白も紫の花もあるけれども、やっぱりピンクの花がかわいらしい。 毎日庭をうろうろしながら夫と二人で あ、あれが咲いてる! お!向こうのあれが満開だ! とピンクと緑を楽しんでいる。 我が家のピンクを皆さんにもお裾分け! 今週末はメモリアルデーの3連休です! 明日は天気がいいらしいので池と庭のそうじかな〜 皆様も素敵な週末を! シマフィー

やっと出た、やっと来た、やっと春のきざし!

去年は3月の第2週目には裏庭をうろうろしていたシマリスたちが、今年は一向に出てきません。ちょっと心配になってきたところでした。というのも今年の冬は豪雨や氷点下の日が多く、地中でくっちゃねーしているシマたちは弱って死んでしまったのかも、と思ったからです。 シマリスは冬眠をせず、夏の間にせっせと蓄えておいた木の実などを時々目を覚ましては食べ、また寝て、を繰り返します。野生での寿命は2−3年といわれていますが、なんと我が家には7年もの間毎年戻ってきた個体もいるので、条件がそろえば

モミジの庭

我が家には全部で9本の紅葉の木があります。(*アメリカ東海岸在住です) 大きいのやら小さいのやら、黄色くなるのも、オレンジや真っ赤になるもの、形も色々で、一口にモミジといえどもいろんな種類があり見ていると飽きません。 こちらではJapanese mapleと呼ばれ、この家を買う前の下見では池の向こう側に見えた黄色と赤と大きいモミジの木に感動しました。夫も私も”日本みたい!”と喜んだのを覚えています。その後自分たちでも小さいのをちょこちょこと植え、全部で9本になったのです。

秋の気配と冬の先取り

ほんのひと月前はこんなに緑緑していた我が家の池周辺も、 今はこんなに色が変わってしまっています。季節が移るのは早いなぁ。 もう半月すると落ち葉地獄となり、我が家の週末は落ち葉掃き・落ち葉すくい・落ち葉集めでほぼ終わってしまいます笑。 日本も秋をすっ飛ばして初冬のような寒さらしいですが(高見沢さんが昨日のビデオレターで言ってたw)、東海岸北のここらへんも肌寒い日が続いています。 室内の気温も低かったので、午後はオーブンをフル稼働してケールチップス、かぼちゃのチーズケーキ

酸っぱい秋

ここ1−2週間は、朝晩がめっきり涼しくなり、昼間も薄手のカーディガンが必要な天気です。(*アメリカ東海岸、北方です) 庭の花壇も、もう最後の最後はアネモネが花盛りで、それもだんだんと花びらが落ちるようになりました。 あんなにたくさん来ていたハチドリも、今日はたった一羽、南にわたる途中に立ち寄ったであろう可愛い子が蜜を飲みに短い時間いただけです。これから、北に渡ったり、南に渡ったりする鳥が少しずつ消えていき、代わりにそちらからやってきた違うメンツがちょろちょろと顔を見せるよ

きのこ、食べられるのか・ないのか問題

今年は雨が多かったのか、湿気が高かったのか、例年よりも多くのキノコが庭のあちこちに出現しました(*アメリカ東海岸です)。見た目だけだと、椎茸のようなキクラゲのような、ポルチーニのような、エリンギのような・・・うーん。 毎回、見るたびに(一応) これは食べられるキノコなのか・・・ と悩みます。 夫も私もキノコについての知識はゼロなので、決して食べようとは思いませんが(死ぬしね、間違うと)、美味しそうなんですよ、どれも。 スライスしてピザに乗せたり出来るのか・・・ 手で裂

カモフラージュ

ここ何週間かは、庭に出るときには足元の2mほど先を見ながら歩いています。 見えます? これならどう? 踏まないように、びっくりさせないように(こっちもびっくりするし)、自分の庭なのに恐る恐る歩いています笑。 見つけた人には何か緑色の幸運が訪れるらしいですよ!目を凝らして見てね! *ぴょんぴょん跳ねる系のあやつです! シマフィー

本日、12匹が卒業

昨年の秋にネットで購入した金魚たち(朱文金とサラサ)。 その時はまだ4ー5センチと小さかったので、大きな水槽に入れて飼育してきました。毎日私たちが前を通り過ぎると、集団で寄ってくるのが可愛らしく、まるで小さな子供のように可愛がってきましたが、8月になり池の水温も上がってきましたので本日、幼稚園を卒業しました。 こんな水槽から まずはバケツに移して(ドキドキ) みなさん、おっかなびっくり、スローモーションでバケツから池へと移動。 ひゃ〜〜冷たい〜〜怖い〜〜〜 頑張れ

覗きのプロ

台所で働いているとしょっちゅう覗いているアイツをを発見します。 中の様子を伺って私たちがいるのか、自分に気がつくのか、気がついたら何かくれるのか・・・色んな思いがちいさな心にぐるぐると蠢いているわけです。 これを反対側から見るとこんな感じです。 庭をウロウロすると足元にわらわらと寄ってくるシマリスたちですが、その内の何匹かは私たちが家の中にいるのかを確認するためにフェンスやスリッパによじ登って覗きを働く様になりました。フェンスに登っても、必ず家の中の人間が自分の姿が見え

かわいい7セントたち

私たちがこの家を買った時、池には立派な鯉が5−6匹泳いでいた。元のオーナーさん曰く、もっとたくさんいたけれど、模様が美しくて大きくて、高い値段で売れるものは全部売ってしまったらしかった。残された鯉も体長は30cmほどの美しいものばかりだったが、私たちが気になったのは池の周りの大木の枝から枝へ放射線状に張り巡らされたテグスだった。 引っ越してきて一番最初にしたのはそのテグスを全て取り除くことだった。高い木の枝から枝へ張り巡らされていたので、夫はめちゃめちゃ長く伸びる消防車につ

サメのテーマソング

我が家の庭にはシマリスが30匹ほどいるのですが、特徴がある子には名前がついています。今年は約10匹名前があり、それぞれの縄張りでチッチッチと鳴いています(シマリスの英名はChipmunk その名の通り、chip-chi-chipと鳴きます)。 外に出ると大きく積まれた丸太に サメ がうろうろしています。サメは片方の耳が折れ、ジョーズの背びれの様になっているのでその名になりました。隙間から隙間へ、上から下へ、まるで自分の世界をフルに楽しんでいる様に駆け回ります。そして他のシマ

ねぇ〜シマちゃん〜ちょっと見て!

うちの夫は昆虫・生物学者です。珍しいものを見つけると嬉しくて嬉しくてすぐに見せに来ます。 (生き物苦手な方はここで引き返してください笑) ”ねぇ〜シマちゃん〜ちょっと見て〜” はいはい、なんでしょうか? ”ワニガメの赤ちゃん見つけた〜ガメラみたいだね〜ふふふ” ”シマちゃん〜ちょっと〜” はいはい、なんだ、今度は? ”見て!大きい蛾、綺麗だよ〜 模様が本当に美しいよ〜” ”シマちゃん〜 早く〜 見て〜 走ってきて〜” ”大きいヤスデだよ〜 早く動く〜こしょ

移りゆく

6−7年ぶりに紫陽花が咲きました。綺麗なピンク!見てるだけでかわいらしくてなでなでしたくなります。紫、薄紫、薄ピンク、水色、どれもすごく”日本的な”色合いです。何というか、着物の色、そんな日本的な美しい色。 そして色が段々変わっていく様も可愛らしい。 つい The ALFEE の”四季つれづれ”を口ずさみたくなります。 水無月匂う紫陽花は 薄化粧乙女の愛らしさ 初夏の訪れを恥ずかし気に 優しく咲き乱れてる 知らず知らずに季節が駆け抜けて 愛で傷ついた心の痛みさえ 気づ