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人生の師匠は近くにいることもある

【人生の師匠】
 
10月からは家族の誕生日ラッシュです
 
先週は長男の誕生日でした
長男は中学生
 
思春期とかいう
時期なんでしょうが
 
まぁよく話す方ではないかと・・
 
 
実は、僕
長男を人生の師匠
だとこっそり思ってまして
 
もちろん
本人には言いませんが
 
いくつかエピソードが
あるんです
 
 
いつも絶妙なタイミングで
気づきをくれるんですよね
 
 
最初はほんとに
生まれた日だったんです
 
 
あの日は
車で4時間かけて
妻の実家まで
向かっていたんですが
 
結局間に合わず
立ち会うことが
できませんでした
 
ほんと妻には申し訳ない
 
そして、
ほんとに男にはわからない
痛みだったは
感謝の気持ちでいっぱいでした
 
 
生まれたばかりの
我が子を抱っこして
 
喜びを噛み締めながら
まだまだ父親としての
実感はありません
 
 
2時間ほどした時
医師から呼び出されました
 
 
・・・・
 
 
呼吸がおかしい
 
 
確かに僕からみても
明らかな頻呼吸です
 
 
心臓が怪しいと思う
60歳ぐらいの先生はいいます
 
お父さんは看護師だから
聴診してみなさいと
  

もう、
気が動転しすぎて
聴診なんてできるわけ
ありません
 
 
一応
聴診器を
あてはしたんですが
 
無理です・・
  
 
そうしている間に
 
精査・治療ができる
総合病院へ
救急搬送されました
 
 
NICU
(新生児特定集中治療室)
に入院
  
 
それから
妻は産婦人科に
入院中だったので
 
 
数日間、
僕がミルクを運びました
 
 
慣れない土地でしたので
大変でしたが、
生まれた我が子と会えない
妻はほんとにかわいそうでした
 
 
結局、
無事に退院できたんですが
 
 
この時に
ほんとに子どもが
死ぬんじゃないかと
思ったんです
 
冷静に考えれば
先天性疾患だとか
考えれますが・・
 
 
生まれてまだ
数時間
 
自分の命よりも
大事なものが奪われる
かもしれない
 
 
もう、
天国と地獄がまとめて
やってきたような
そんな感覚で
 
この時の体験が

命の儚さと尊さ
家族を失うかもしれない苦しみ

ということを
感じることができたんです

それから僕は
看護師時代
本気で患者さんや家族と
向き合ってきましたし

告知や家族会議の場面にあえて
立ち会うようにしていました

そういった
立ち振る舞いが

患者さんや家族に
感謝されることにもつながり

退院や亡くなられても
本人や家族が僕に
会いにきてくれていたんですね

だから僕は
やっぱり自分の経験を
伝えて行かないといけない

「ほんとに今
あなたは自分を生きてるのか」と

そして
もしNOなら、

「一回の人生
それでいいのか」と
あなたに問わなければいけない

ちょっと話がそれたんだけど
 
全ては
長男の教えから

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