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志磨遼平研究室令和元年度研究論文公開のご案内。


ドレスコーズ『ジャズ』発表から本日で1年。

令和元年元日、『ジャズ』と同日に発表した志磨遼平についての初の研究論文を、本日よりこちらのnoteにて、連載形式での公開をはじめます。


令和元年度研究論文「『平凡』以前、以後。ー時代の転換期におけるドレスコーズの芸術性についての研究ー」

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こちらのマガジンからご覧ください。👇🏻👇🏻👇🏻




『ベイビー・ブルー&ロンリー・ボーイ』

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2018年に開催されたドレスコーズの全国ツアー「“dresscodes plays the dresscodes”」(通称:「PLAY TOUR」)。

自分が過去に発表した楽曲の歌詞を連ねて一本のストーリーをつむぎ、まったく耳新しい音楽劇として再生させよう、というだいそれた計画です。 
ードレスコーズ映像作品『どろぼう“dresscodes plays the dresscodes”』グランブーケ盤・特典パンフレットより引用

本研究でも、「PLAY TOUR」で行われた「志磨の楽曲の歌詞を連ねて一本のストーリーをつむぎ、まったく耳新しい音楽劇として再生させよう」という計画は誰にでも成功させることができ、そしてドレスコーズと毛皮のマリーズの楽曲は何通りものストーリーをつむぐ可能性を持っているのではないだろうかと仮定し、実験を行いました。この実験で生まれた物語が『ベイビー・ブルー&ロンリー・ボーイ』です。『どろぼう』同様、マックとメリーが主人公の舞台『三文オペラ』のサブテキストとして制作しましたが、『どろぼう』とはまた違ったストーリーのサブテキストをお楽しみいただけると思います。

まずは、こちらのサブテキスト『ベイビー・ブルー & ロンリー・ボーイ』を先行して連載します。


更新のお知らせは、Twitterアカウントでも行います。


本研究論文は、毛皮のマリーズ1stシングル『メリー・ルー』コロちゃんパック付録絵本の製本仕様(右開きで歌詞、左開きでマンガ)にならい、右開きで研究論文「『平凡』以前・以後。ー時代の転換期におけるドレスコーズの芸術性についての研究ー」、左開きで『ベイビー・ブルー & ロンリー・ボーイ』がご覧いただける製本仕様で発表しました。

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志磨遼平研究室(しま研)では、志磨遼平の作品を分析し、その素晴らしさを言葉で表現すること、書き遺すことに挑戦しており、現在すでに2冊目の論文となる研究をはじめています。

『ジャス』から1年。この論文発表時には想像のできなかった世の中の現状ではありますが、しま研では各々相変わらず志磨作品への没頭が続き、志磨作品を愛でる時間としては増えているメンバーもいます。

ご覧いただくみなさまも、志磨作品への恋愛重症、中毒症状への補償についてはしま研では致しかねますので、愛に気をつけて、志磨作品への没頭時間をお楽しみください。


2020年5月1日 志磨遼平研究室



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