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月と映画と万葉集(雑記)

〈2分ほどで読める記事です〉
みなさんおはようございます。
今日誕生日の友人に「お祝いとして月を赤くしたから見てね」と言ったら、ロマンティックだと言われました。
株式会社taskの大島佑介です。

今回は皆既月食以外の月の話題です。雑多に書いてしまいましたが、その分気軽に読める記事になったかと思います。楽に読んでください。


スーパームーンはみなさんが思っている程大きくはないと思いますので、過度な期待は禁物です。

天体ショーにカタカナがつくとバズりやすいのか、最近は毎月満月の度に海外の呼び名を誰かしらがSNSに輸入する気がします。

興味があるのは嬉しいんですが、「スーパームーンで圧巻の景色が見られる」などという文字列を見るとツッコミたくなります。

スーパームーンと普段の月の違いが分かるのは
おそらく普段から月を見ている人だけでしょう。せっかくなので比較画像を載せます。


月と言えばトゥルーマン・ショーという映画をご存知でしょうか。今回は詳しく書きませんが、一言で伝えると作られた世界から抜け出そうとする男の物語です。

この映画で出てくる月や太陽も作り物ですが、満月と太陽が同じ方角に見えるシーンがあります。
作中では特に触れられません。これは現実世界では起きないことなので、個人的には印象深かったです。

現実では太陽が沈む前後で満月が昇ります。逆も然りで満月が沈む前後で太陽が昇ります。この対比を表現したのが万葉集に記載の次の歌です。

東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ

作者は柿本人麻呂だそうです。この記事を書く中で初めて知りました。ちなみに万葉集で覚えているのはもう一つ程度なので、私には歌への素養はありません。

この歌は自然の雄大さ以外にも別のことを表現しているそうですが、私にはその情景だけでも感嘆に値します。朝日に感動して後ろを見れば、昔の歌人と同じように綺麗な月が見えるかもしれません。


今夜は皆既月食やスーパームーン、しばらくすれば三大流星群も話題になることでしょう。
しかし、雄大な景色は日常でも見られます。ふとした時に空を楽しむのもいいかもしれませんね。

大島佑介

P.S.
うれしいお知らせです。嬉しいです。

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