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ぐにゃぐにゃ、もぞもぞ、頬杖、猫背。悪い姿勢になる理由

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

お子さんに
「いい姿勢でいてほしい」と
願う親御さんは多いと思います。

教育哲学者の森信三先生が提唱された
【立腰(りつよう)教育】

私は昨日初めて知ったのですが
みなさんはご存知ですか?

常に腰骨をシャンと立てること、
これ人間に性根の入る極秘伝なり

腰骨を立て
アゴを引き
つねに下腹の力を抜かぬこと

腰骨を立てて良い姿勢を作ることで
人間に性根が入る。

性根とは、心構え、根気、根性。

物事に取り組む姿勢や
やり遂げる力もそうですね。


いい姿勢でいるといいのは
みんな分かっている。

なんでうちの子はできないんだろう。
動き回ったり、
ふにゃふにゃしたり、
ちゃんとしてほしい!



そんな親御さんたちに
知ってほしいこと。

原始反射・固める反射が残っていることで
姿勢を保ったり
良い姿勢をとるのが
困難になることがあります。

固める反射は、
胎児時代の身体の反応。

キュッと身体を固めて
身を守る姿勢をとります。

意識を向けているときは
正しい姿勢ができるかもしれませんが、
固める反射は無意識の反応。

背中を丸めている方が楽ですので、
身体は合理的な姿勢を取ろうとします。

椅子の上であぐら・正座をするのは、
足の反射が影響しているかもしれません。

足の反射が残っていると、
前に進むことへの躊躇、
地に足がつかず
気持ちが不安定になりやすいなど
メンタルへ影響します。

外反母趾や偏平足などの
トラブルを引き起こす
原因になることもあります。

頬杖をつく、
椅子に足を巻き付けるのは
首の上下の反射。

長時間座るのが苦痛、
背もたれのある椅子でモゾモゾするのは
脊髄ガラント反射。

じっとしていられなくて動き回りたいのは
モロー反射が影響しています。

以前書いた記事。
ざっと挙げただけでも、
反射が姿勢に与えている影響は
とても大きいことがわかります。


原始反射が残りすぎていると、
正しい姿勢をしたり
それを保つことが苦しい。

今のお子さまにとって、
その姿勢をとっていることが
身体にとって最も合理的なのです。

良い姿勢を頑張ってとらせることは
それだけで多くのエネルギーを使います。

そのため、
・授業の理解、
・書いたり記憶すること、
・話の意図を汲む
というところまでエネルギーが注げなくなり、
学習効果が落ちてしまうこともある。


では、どうするか。

原始反射・固める反射の統合をすることで
反射の影響が減り、自然と楽に
良い姿勢ができるようになっていきます。


反射を統合するために
遊び・運動・スキンシップは
必要不可欠。
(トレーニング的に嫌々させると逆効果)

危ないからやめなさい!
お行儀が悪い!
と言われるような行動も
今のお子さまにとっては
必要なものであることもあります。



「うちの子、反射残っているかな?」
「こんな行動をします。反射の影響?」
そんな質問ができる会があります。(4/21)
もちろん、親御さんご自身のことも
聞くことができますよ。


原始反射の統合を進めていくためには
固める反射の統合が必須です。
お子さまのことが気になる親御さんに
統合ワーク受けてみて欲しいなと思う。


🕊大阪・京都・山陰🕊
身体と心をつなぐ
反射の統合ワーカー
大島明恵


【反射の統合に取り組みたい方へ】
★4/17 大阪または京都

【全国の統合ワーカーさん】

【これって反射かも?チェックリスト】


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