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マスメディアを信用すると危険な、これだけの理由

MSMという言葉をご存知だろうか?
Main Stream Mediaの略で、対するのはAltenative MediaまたはAlternative source。
主流となるメディアで、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌を一括りにして使う。
対するAlternetive Mediaは、主流のメディアと一線を画した情報、切り口、伝え方を得意とする。これはインターネットが情報入手の主要手段として定着した時代ならではのカテゴリーと言えよう。
欧米のSNSでは当然の前提で使われているMSMについて、考えてみたいと思う。日本でもさほど状況は変わらない(かもしれない)。MSMはいわば巨大化、肥大化した恐竜。絶滅とは言わないまでも、
近いレベルまで来ているというのは認識として間違っているだろうか?

2019年も暮から2020年の初頭。
中国のとある地域から瞬く間に広がった全世界レベルでののお祭り騒ぎで、
比較的余裕を持った生活が続いている。
いつの間にか目にすることもなかったMSMでも眺めてみるか?と思い立って、数か月。
いやはや、想像を遥かに超えた世界が目の前に広がり続け、
いつの間にか、MSMの劣化を検証するのが一つの趣味になってしまった。

2003年頃まで20年近くMSMの仕事(TV)を続けていた。
雑誌や新聞は番組のネタを探すための必須ツール、アイテム。
TVの制作は仕事としても、それなりに面白く、ほぼ仕事とプライベートの境界なしの日々。多分、同業の方なら理解できると思う。
雑誌などは、いつでもどこでも、片時も離せなかったアイテムだったと思う。夜中に自宅で仕事をすることも多く、FMラジオは良き相棒だった。
新聞は主要4紙は目を通して当たり前。自宅で取っていなくとも、
職場ではまず新聞4紙に目を通すのが日課であり、当時の仕事をする上での大前提であった。言ってみれば、MSM三昧の日々であり、MSMなしには何も成立しなかった。

2003年の終盤になると、MSMとは全く別の世界に身を置いていた。
IT業界。テレビ業界とは比べ物にならない、広範囲に職種が存在する世界である。色々な意味でキャリアチェンジはカルチャーショックを受けるものであるが、今では完全にIT業界の視点が身についた(つもり)こともあり、
かつてのMSMを客観的かつ冷ややかに見る習慣が定着していた。

そこで見えてきた光景は、かつて自らがいた世界の中とは180度違った世界が広がっていた。


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