見出し画像

ひとり親家庭への貸付制度の落とし穴

 何度も裏切られてきた、ひとり親家庭への貸付制度。
制度はあるのにこれじゃぁ現実にならないでしょ?という
私にとっては、まるで詐欺まがいの制度。
流石の私も今回はかなりキレました!(心の中でだけど笑)

前回娘の進学費用に関して、
大学無償化も給付型奨学金も
対象外になりそうかもというお話をしました。

自力で稼ぐぜ!イエーイとカラ元気を出してましたが、
実はひとり親家庭への貸付制度というものがあり、
娘が小さい時から
それを利用しようと決めていました。

ただ、お店を出すときにも
事業資金の借り入れをあてにしていたのに、
結局借りられなかった前例があるので
少々不安があったものの、

大学進学費用に関しては
娘が中学生の頃から
ちょこちょこ相談確認に市役所に行っていたので、
抜かりなし!と思っていたんです。


昨年娘が高校2年生の時も、
うっかり来年手続きが間に合わないと困ると思い、
来年いつ頃から申し込み等準備したら良いか
確認するくらい慎重になっていました。

で、いよいよ3年生!
最初の受験がもう今秋なので、
またまた市役所に行ってきました。


そこで驚愕の新事実発覚!!

まず借り入れする場合の流れを簡単に先にお話ししますね。

市役所に相談し、申し込みの意思を伝える。書類準備。
⬇︎
胆振支庁の窓口に面談の予約を入れてもらう
(予約申し込みから面談日決定まで日数がかかる)
⬇︎
娘と私一緒に面談に行く
(場合によっては保証人も同行)
⬇︎
審査(またまた日数がかかる)
⬇︎
審査結果

ここまでの面談関係は受験の合否に関係なく、
受験する大学が決まっていれば
早々に申し込んで良いそうです。


次は審査の結果貸付OKとなった場合、お金が入金されるまでの流れ。

大学合格
⬇︎
合格を証明する書類を胆振支庁に提出
⬇︎
ここで何故かまた審査
(結果が出るまで1ヶ月以上かかることもある。
年末年始を挟むとその間は業務停止)
⬇︎
貸付決定
⬇︎
お金が振り込まれる


と、こんな流れなんですが。。。

問題はここから。。。


合格発表が終わり、
入学金と前期学費諸々の大学への入金は
大学によって日程が様々ですが、発表後割と早いです。


まずひとつ目の問題。

娘の最初の受験は9月。
2段階で選抜され、合否がわかるのが11月。
大学への入金は1月。

合格発表後、書類を胆振支庁に送りますが
先の説明だと
最悪大学への入金が間に合いません。

そこで例えば
とりあえずヤミ金に借りたり、
友達に直ぐ返すからってお願いしまくって
工面したとします。

そうしたら。。。

貸付中止だそうですΣ(゚д゚lll)!!!


なーんだお金あるんじゃーん♪という風に
解釈されるそうです。。。


ふたつ目の問題。

授業料は入学後にまた胆振支庁に申込みます。

ハイ。
もうお察しですね(^◇^;)

前期の授業料って
普通入学金と一緒に入金しますよね?
遅くても入学式前には納めるはずです。

ということは。。。

これも間に合いません(ToT)

間に合わない場合は
自分で大学に交渉して下さいとのこと。

もし大学側が入金締め切り日を過ぎても
待ってくれるようなら問題なしですが、
過去断られたケースも多々あるそうです。。。

まぁ期限までに納めなければ
入学出来ませんよというのは
大学にしてみたら正論。


いや、これじゃぁ
この制度全然使えないじゃないですかぁああ!



裏話なんですが
要するにぶっちゃけ
ひとり親家庭の貸付制度を
使って欲しくないということらしいですよ。

それよりも
奨学金を利用して欲しいということです。

奨学金の申し込み〜貸付まではかなりスムーズ。

察すれば
金利の安い制度は使って欲しくないのだなと
解釈しました。

で、窓口の方が悪いわけはないですが
奨学金を勧める勧める(^◇^;)

私は娘に借金をさせたくないので
貸与型の奨学金制度を利用する気はありません。

この相談に行った日は2020年7月1日。
奨学金申し込み締め切りは6月30日。

ハイ。
どっちみちもう間に合いません笑


こういうことが起こると困るから
何年も前から何度も窓口に話しに行ってたのに
最後の最後でコレですよ。。。


で、我が家の大学資金どうするか?


まずはとりあえず
ひとり親家庭の貸付制度に申込みます。
これで全てが上手くいけば勿論OK!

ダメだったら公庫の教育ローンに申込みます。
あとはひたすら稼ぐのみ!💪

まぁ合格したらの話ですけど笑笑


ひとり親家庭の親御さん
大学進学資金は
本当に本当に早めに考えておいて下さい。

ギリギリになって
アレコレ問題が起きると
金銭的に苦しいのは当然ですが
精神的に結構やられます(^◇^;)

あ、ちなみに
保証人に関しても早めに周りに相談した方がいいです。

この貸付制度を利用する際は
保証協会とかを利用できなくて、保証人が必要なんです。

審査も厳しいみたいで年金生活者はダメ。
ということは
自分の両親は対象外になる人多いと思うんです。

家庭を持った毎月一定の収入がある人。
そういう意味で個人事業主等の自営業者も
ダメではないですがグレーゾーンです。。。

うちはこれもどうなるか
不安要素のひとつなんですよね(^◇^;)


こういうことも当事者にならないと
なかなかわからないことが多いです。

経過は随時記事にしたいと思います(^ ^)


追伸
お子さんが就職希望でも油断ならないですからね。
うちの長男は北海道から東京都心への就職だったので
軽く100万以上お金かかってます(^◇^;)

我がシングルマザーライフ
まだまだ全力疾走しないとなりませーん🏃‍♀️💨


飲食店経営8年のシンママ。
次の目標は住居や仕事で悩むシングルさんに
安心して次へのステップに進めるような
環境と思考を提供出来るようにすること。
実体験を通して伝えながら自身のビジネスを拡大して
シングルさんの雇用、専用シェアハウスの運営を目指します。

#ひとり親家庭 #シングルマザー #大学進学 #教育費 #奨学金 #飲食店経営 #起業 #個人事業主  



頂いたサポートはシングル家庭の自立へのサポート事業開始に向けた資金及びそれに伴う自身のクリエーター活動の資金とさせて頂きたいと思います。