教育の平等

今日はzoomでの個別授業の練習と、
夜は、lineでの飲み会♪
オンライン三昧でした。
空気感とか微妙な感じが、私にとっては大事な感じであり、そこが好きでもあるので、ちょっと不安ではあったのですが、意外と楽しくできたことには驚きでした。

ただ、授業に関しては向き不向きがありそうだと感じます。
今日の生徒さんは、お互いに試行錯誤が楽しめるタイプです。楽しみながら、いじりたおしました。

でも、以前Skypeでやっていた時に気になったのは、普段下を向いている生徒さんは、Skypeでも下を向いたままなので、表情や空気感が読めなくなるということ。手元をリアルタイムで見ることができないのもありました。考えがどこで止まっているか、何か聞きたいことがあるのではないかと、タイミングをはかることに気をつけました。手元を別のカメラで映したりする工夫ができるといいなあとも思いますが、こちらとあちらで
準備が必要になってくるので、全ての人で向いているわけでもないのかなとも思います。
ですが、これから教育の平等のためにも、遠隔地授業のための仕組み作りをしていこうとも思えたのでした。

今、当たり前のようにオンライン授業と言われていますが、オンラインにできる環境が全ての子供にあるかというと、そんなことはないのです。
私立の学校は、比較的裕福なご家庭が多いのでスムーズにオンライン授業に入れるようなのですが、公立の子達は、せいぜいスマホまでです。パソコンを持っていないところも少なくありません。wifiやデータの制限値を考えると、オンライン授業なんて無理です。

仕事のリモート化で、若手の社員の多くが、パソコンや固定電話を持っていないことが判明して苦労している、管理職をやっている友人がいます。
その上司はITには弱く、更に時勢に乗り切れていないので、友人はかなり苦労しています。大手有名企業でもこういうことがあるんですね。頑張れ〜!

行政の方で支援している貧困家庭は、携帯や固定電話もなかったりします。
学校があるから平等に教育を受けられたけれども、それができなくなった時、勉強したくてもできない子供達をどう支援するかが、課題だなと感じます。
ご家庭が、要になったりもするのです。
環境が悪くてもできる子はできたりするのですが、勉強したい気持ちを潰される家庭もあったりするのです。悲しいけれど。
そんな家庭の子もうけとめてあげられる場が、休業要請で失われてしまった場合、どうできるかを、我々大人は問われている事態でもあると感じます。


私は勉強が好きでした。わからないことを知ることが好きでした。考えることが好きでした。図書館で百科事典を丸写ししたこともありました。勉強したいからお金を稼ぎました。助けてくれるものは何もありませんでした。


だから、勉強したいけどできない子達に、機会を増やしてあげたい。でも、本人もちゃんと努力をして勝ち取ってもらいたい。
そのために、出し惜しみはしません。


ということで、来週は人生初の電話授業に挑戦です。さあ、分数をどうやって授業しようか、考えまくります。


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