見出し画像

今日の稽古

立位
身体の柔軟(肩甲骨、側帯、股関節、身体の軸を意識)
手を使わずに身体だけで押し合う
→相手の軸と自分の軸を感じて、受け止めたり、ずらして相手に押し勝つ

出会い
二人で舞台に上がるのではなく、ペアで各チーム一斉に、相手を都度変えて2回やったあと(設定とかは決めない)
3回目のペアとは、よりドラマチックになる設定を二人で考えてから、出会う。
それぞれの感情の差を感じる。

出会いがテーマの2分30秒の芝居
二人で。
僕が気を付けたこと
・相手の力を引き出せるように
・設定の展開の仕方(起承転結、無駄はないか)
・時間ぴったりで終われるように
借金の取り立てをコメディでやることに!

今日の稽古のメインは

出会い

この出会いがもうそれは難しくてわかんなくてですねー…
ちなみに簡単に説明すると
初対面という設定でやります。
(知り合いだと変なバイアスや思い込み、思考が邪魔をするだろうし、なにより、舞台はいつも新鮮でなくてはならないから

予定調和で面白いのは新喜劇とか、そういうやつ。
めっちゃおもろい、新喜劇、すごい。

もちろん相手は劇団員だから、名前も顔も知ってます。
でもそういうのは一回パーっと忘れる!!
んで、初対面として道ですれ違う
そして、相手の方を振り返るところから始まるレッスンなんです。
ただし、喋らない。
ジェスチャーも禁止。
会釈、これは話してる、と見なされます。
「どうも」とかって意味ですからね。
そして、舞台上から逃げるのも禁止です。

でもこれ
下手したらすれ違う前に止められます。
なんでや…てなります、実際初めの頃なった、畜生め。

でも、相手とすれ違ったら振り向こう、
こう動こう、なんてやろうもんなら確実に止められます。
それは思考しているから。

日常生活で、あの人とすれ違ったら振り向こう!なんてこと考えて道歩いてる人いたら、それはそれですごいけど、
やっぱりそれは自然ではないですよね。

沸き上がる感情に素直になっていい場所なんです

出会いのレッスンは

むしろそれを味わう
相手と自分の変化を機敏に感じる
舌打ちしたくなってしまったら、していいんです。
それを受けて気分を害したらそういう態度をとってもいい。

キスしたいと思っても、殺したいと思ってもいい。(実際にその行動に出るのは、また別の問題だと思っていますが)

大切なのは


その瞬間の相手と自分の間で生まれたものをしっかり味わう

ことなのかなぁ。

あああああもう、文字だとものすごく説明しにくいし、理解もしにくいと思います
やってもなかなか出来ないくらいなので(笑)
そんな方は劇団の稽古に体験しに来たらいいと思います!
そして僕と出会いましょう!!

でも最後にやった2分30秒の芝居で
相手が予定になかったアクションというか、そうくると思ってなかったアクションをしてきたんです。
「それ良いなぁ、面白いなぁ」ってその瞬間を楽しむことが出来たのはすごくよかったなぁ。

今回は相手のやることを信じてリアクションしたから、結果的に見てくれた人の受けがよかったのかな。

芝居って一人じゃ出来ないんだなって、改めて思いました。

出会いって、難しい
出会いって、不思議
出会いって、こわい
出会いって、面白い

出会いって、なんなんだろう…

人は出会いを繰り返し生きているけど

毎日会う人でも、全く同じその人に出会うことは
きっともう、一生ない。

そう考えたら、退屈してる暇なんてないのかもしれない
なんてことを考えました。

毎日を新鮮に生きられるようになれたらいいな

そう思います。

明日、目を覚ました自分に出会うことから
始まる一日を楽しめるように。

おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?