再発見ではなく”発見”
「日本の魅力を再発見する」という文脈で、伝統工芸品も紹介される事があります。
しかし、祖父母とも一緒に暮らしておらず、和室のないマンション暮らしで育った今の若者にとっては、日本の伝統工芸や文化は再発見するものではなく、”発見”だという視点も忘れずにいたいです。
初めて触れるものだから、むしろ新しい、クールなものなのだと思います。
着物に対しても”古い”とかネガティブなイメージが無いので、観光地を着物で歩く若者も増えているといいます。
伝統工芸のターゲットは大人に設定されがちですが、若者をターゲットにした伝統工芸品というのも、もっと見てみたいです。
今はどんなのがある?
例えば、人気セレクトショップの「ビームス」が久留米絣とコラボして、ブランド化した事例があります。
こういうコラボやブランドがもっと増えると、若者に認知してもらえる機会も増えそうですよね。
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