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安さのリスク

値段が安いというのは一見良い事のように思えますが、そこにはリスクもあると思います。

食品であれば、消費期限を伸ばしたり価格を抑える為に過剰な添加物が入っているケースもあります。
この場合、安さと引き換えに健康リスクがある事になります。

日用品や家具も、日本よりも人件費の安い海外の工場で大量生産されているものがあります。
そうして日本の工房が苦しくなり廃業したら、私たちは製品の選択肢が少なくなり、日本全体でみた時には雇用も失われている事になります。

適正な価格とは

企業努力で価格が安くなるのは消費者にとっても有難い事ですが、もしどこかにリスクが存在していたり誰かが損をしているのであれば、それは持続性がありませんよね。

伝統工芸品は高い!と言われる事もありますが、その手間や工程、関わる人たちを考えれば”適正な価格”なんだろうと思います。


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