同窓会正直散文のその後の顛末
大学時代から社会人数年目くらいまでお付き合いのあった集団の同窓会。
行こうか、どうしようか。
土の時代とか色々書いたのですが、ものすごく平たく言うと、「今さらあの頃の面子に会うのもなぁ……あの頃の自分と今の自分は違うし、気を使うしめんどいし、正直だるいなぁ……ゴメン……」と迷っていた件の結末です。
土の時代か風の時代か何時代かはさておき、うん十年ぶりに仲間と会う機会。
これまでほとんど音信不通。
何なら、メンバーの一部とは年賀状すらやりとりしていない。
あなただったら、どうしますか?
本当は、簡単なことですよね。
行きたいな、久しぶりに会いたいな、と思うなら、行けばいいのです。
どうしても気乗りしなければ、
行く必要はない。
本当の自分が「行く気がしない」と感じてるなら、それに従えばいいのです。
自分の気持ち次第のはず。
もともと、わたしがいてもいなくても、差しさわりはないんです。
あの頃のメンバーの一人だから誘われているのであって、わたしという個人に興味を持って会いたいという意向を持った人はほとんどいないのです。
それに、正直なことを言えば、15人くらいという規模感の食事会が苦手。
5人程度ならまだいいけれど。
しかし、そうわかっているのに、
潔く断れない。
その理由は何でしょう?
『せっかく幹事さんが企画してくれたから』
『断ったら悪いから』
『付き合いの悪いやつと思われたくない』
もやもやと考えて、
「まあ、行くか。
断るのも何となく自分も微妙だし。
ほとんどの人には特に会わなくても困らないけど、会って話をしたい人には、この機会を逃したら会えないかもしれない」
という結論に至りました。
積極的には行きたくはないけれど、
断るのも嫌だから、
行く理由を見つけ出す。
正直や潔さとは真逆の行動ですね。
そんなわけで、
参加のお返事をしました。
行くことにしたら、
それなりには楽しみになりましたが……
───── ところがです。
結局、行かないことになりました。
幸か不幸か、同じ日にもっと優先すべき予定が入ってしまったからです。
やっぱり欠席しますごめんなさい、と連絡を入れました。
すると、なんと、
「梢ちゃんには会いたかったから、
同窓会とは別の日に会おうよ」
と、個別に連絡をくれた子が出現……!!
ありがとうありがとうありがとう!!
ウェルカム!!!!!!!
その子はもともと、とってもいい子で、
彼女はどうしてるかなぁ……とわたしも気にはなっていました。
ここ10年近くは会っていなかったものの、同窓会を逃したら二度と会えないというほどでもなく、きっとそのうち会う機会があるかな、という間柄の子。
と、こんな展開になりました。
今度こそ、
ちゃんと楽しんでまいります。
ここまで御覧くださった皆様、
貴重なお時間ありがとうございました!
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