宇久島旅行記 -計画編- 2022GW
今年のゴールデンウィークに長崎県の宇久島を訪ねてきました。
宇久島は私が生まれた島ですが、海上保安官だった父の数多い赴任先の一つで、住んでいたのは4歳ごろまででしょうか。
そんな事情ですので、生まれ故郷とはいえ親戚も友人もいない宇久島にはその後なかなか尋ねるきっかけもなく、時折YouTubeやブログなどで島の様子を知るぐらいでした。
が、ある日たまたま見たネットニュースで、宇久島にメガソーラー計画が決まっていることと、その計画よると島の面積の10%超がソーラーパネルに覆われてしまうことを知りました。
完成すれば島の風景が一変することは容易に想像がつきますね。
たまたまコロナで着工が遅れていたようですが今年から本格的に工事が始まることも判明。
これは。。。このタイミングで行っておかないと後悔することになるかもしれません。
さらに、
今年のGWは自身のバンドのライブを入れていない。
客先の多くがクローズするGW中の平日なら有給休暇を取りやすい。
夏〜秋の連休では台風のリスクがある。
新型コロナの感染状況が落ち着いていて行動制限がかかっていない
何より自分自身が元気なうちに行っておきたい。
という訳でGWまであと3週間というタイミングで、エイヤアと宇久島行きを決めたのでした。
さて、現在は佐世保と博多からのフェリーに加えて高速船（ジェットフォイル）も就航し、私がいた頃よりアクセスはしやすくなっていますが（当時はフェリー1日1往復）、大阪から日本列島西端の離島に行くとなると各交通手段の乗り継ぎの時間も含めかなり綿密に予定を組む必要がありそうです。
船や飛行機が天候の影響で欠航になるリスクを考慮し、旅自体は5/5~5/7の二泊三日、5/8を予備日としてスケジュールを組んでみることに。
まずは観光協会のサイトを参考に考えられるルートをいくつかシミュレーション。
ルート案1：
博多まで新幹線で行き、博多港から野母商船の「フェリー太古」で宇久島までいくルート。
これが一番シンプルな行程で豪華なフェリーの設備も魅力的ですが、博多港23:45発で宇久島に到着するのが早朝4時。。
太古で到着する旅客のための仮眠室が港にあるそうですが、これは女一人旅にはちょっとキツいですね。
船酔いしやすい体質で、船に乗る時間が片道4時間超というところも心配なのでこの案はボツです。
ルート案2：
新幹線と特急を乗り継ぎ、佐世保から九州商船の高速船で宇久島までいくルート。
これもわりとシンプルなルートですが、新幹線で新大阪→博多が2時間半、博多→佐世保がおよそ2時間で、乗り継ぎ時間を考えると佐世保まで5時間超電車に揺られてからの船ということになり、これもシンドそうです。
ルート案3：
福江島まで飛行機を使い、福江港からフェリー太古で宇久島までいくルート。
宇久島には空港がなく、五島で定期便が就航しているのは福江島の福江空港だけ。その福江空港も現在は大阪からの直行便は廃止になっており、福岡または長崎で乗り継ぐ必要があります。
さらに福江港から宇久に向かうフェリーは午前10時発の1便しかなく、朝一番の飛行機でも福江島内の移動を考えると時間的にギリギリ。なんらかの理由で飛行機の到着が遅れたりすると、まる1日福江島で足止めを食らうことになりますね😅
しかも福江〜宇久も途中、五島の複数の港に寄港するため所要時間4時間！
ということでこのルートもボツにせざるをえません。
決定ルート：
長崎空港まで飛行機（JAL）→空港バスで佐世保まで移動→佐世保から九州商船の高速船で宇久島へ行くルート。
乗り継ぎ回数は多いけど、これがもっとも時間＆体調に余裕を持ってスケジュールを組めそうです。
ルートが決まったら次は各交通機関と宿の予約ですね。
ネットで調べると幸い船も飛行機もまだ席に余裕があります。
宇久島は宿泊施設の数が少ないので宿の確保が最優先だな。。と思ったら、なんと宇久にはネットで予約できる宿がありません😅
しょうがないので観光協会のサイトやGoogleの口コミで当たりをつけた旅館に直接電話して連休中の状況を確認すると、空室ありとのこと。飛行機を予約してから後日再度電話し、宿の確保も完了です。
あと離島ならではの注意点としては、携帯電話の電波状況や商店の有無、利用可能な決済手段も調べておく必要がありますね。
電波に関してはソフトバンクの場合、島の一部を除き4Gはおおよそカバーされているようです。
予想通り島にはコンビニはありません。QRコード決済可能なスーパーはありますが電波状況が悪いとそれも使えないので、念のため現金を少し多めに持っていくことに。
ちなみに今回利用した旅館はクレカ使えませんでした＜聞いといてよかった😅
船は直前予約でも大丈夫そう。空港バスは事前予約できないので出たとこ勝負ですが、最悪電車に代替可能なのでさほど心配はいりません。
あとは当日天気が良いことを祈るのみです。＜船に酔いやすい💦
宇久島旅行記（1）へ続く。。
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